管理人のイエイリです。
IAI日本が2009年以来、毎年開催しているBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を使った仮想コンペが、今年は「Build Live Japan 2014」として昨日(9月1日)の午後1時にスタートしました。
今年も制限時間は学生チーム、社会人チームともに100時間。9月5日の午後5時まで、参加チームは課題に取り組みます。
これまでは東京や神奈川、千葉、兵庫を舞台に開催されてきましたが、今回の課題敷地となったのは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
沖縄県の石垣島
なのです。
今回のテーマは石垣島の観光促進と交通改善です。水上巡回バスや市街地内巡回シャトルなどの交通インフラを活用しながら、観光客と地元住民を引きつける宿泊施設や食堂街、市場、温浴施設などの整備を提案するのが課題です。
9月1日に発表された最終課題では、施設ののべ面積を1万8000m2とすることや、各施設の面積、駐車場の台数などの条件が提示されました。
また、港湾施設やアトラクト施設の提案については、法的な制約を無視してよいとし、各チームが自由な発想を生かしやすいように配慮されています。
今回、参加したのは10チームです。高校生チームの大阪市立都島工業高校や東北工業大学、東京都市大学、コノハズク(芝浦工業大学)などの大学チーム、そして毎回出場のSKUNK
WORX(前田建設工業)など、おなじみのチームに
●Build Live Japan 2014の参加チーム
|
アピールサイトやFacebookページなどには、既に各チームの
作業状況の写真
がアップされています。各チームの作業状況をのぞいてみましょう(以下の写真:各チームのサイトより)。
各チームのサイトからは、初日は施設の設計コンセプトのディスカッションや方針の検討などを行っている様子がうかがわれますね。
今後の作業状況は、「Build Live Japan 2014」の公式ブログサイトや各チームのアピールサイトなどに随時、アップされていく予定です。各チームはどんな提案を行うのでしょうか。最終日まで、目が離せません。