パソコン不要!カラートラックが世界初の携帯式大判スキャナーを発売
2015年11月9日

管理人のイエイリです。

A1やA0サイズの図面を電子化する大判スキャナーといえば、オフィスのスペースを大きく占有するイメージがあり、導入するにもそれなりの“覚悟”がいりました。

大判カラースキャナーを開発・販売するカラートラックは11月5日、こうした大判スキャナーの常識を打ち破る画期的な新製品、「SmartLF Scan!シリーズ」を発売しました。

A0サイズ対応の「SmartLF Scan!36」(以下の写真:カラートラック)

A0サイズ対応の「SmartLF Scan!36」(以下の写真:カラートラック)

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

キャリーケースで運搬

 

できるポータブル大判スキャナーなのです。

電車やクルマに積んで気軽に運搬できる

電車やクルマに積んで気軽に運搬できる

付属の専用キャリーケースに入れたスキャナー

付属の専用キャリーケースに入れたスキャナー

今回、発売されたのはA1サイズ対応の「SmartLF Scan! 24」(長さ870×高さ160×奥行き126mm 、重量5.2kg)と、A0サイズ対応の「SmartLF
Scan! 36」(同1,175×160×126 mm、7kg)です。

光学解像度はどちらも600dpiで、カラーでスキャンすることができます。

使用にはパソコンもいりません。スキャンしたデータはTIFF形式やPDF形式でUSBメモリーや内蔵メモリー(約6GB)に保存できます。

また、LANケーブルを接続するとネットワーク上のパソコンなどにスキャンしたデータを保存することもできます。

パソコンなしで使えて、スキャンしたデータはUSBメモリーに保存できる

パソコンなしで使えて、スキャンしたデータはUSBメモリーに保存できる

そのため、出張先の工事現場や事務所に持ち込み、図面を借用してスキャンさせてもらうといった使い方も簡単です。

あまり大判スキャナーを使わない職場では、日ごろはケースに入れて縦置きしておき、必要な時だけ取り出してスキャンするといった使い方もできます。

また、災害時には地図上に被害状況などを書き込み、スキャンして各方面に転送する、といった使い方もできそうですね。

工事現場に持って行って図面をスキャンした例

工事現場に持って行って図面をスキャンした例

オフィスで時々、取り出してスキャンすることもできる

オフィスで時々、取り出してスキャンすることもできる

パソコンを必要としないA1やA0対応の大判スキャナーは、

 

世界初

 

とのことです。

気になるお値段は、「SmartLF Scan! 24」が29万8000円(税別)、「SmartLF Scan! 36」が39万8000円(同)とかなりリーズナブルです。

これまで大判スキャナーを導入するのは、スペースの都合でとても無理、と思っていた人も、これなら気軽に導入できそうですね。

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