防災
2025年10月15日
定期的に衛星画像を撮影し、AIが不法盛土を発見します。建物やソーラーパネル、伐採も発見可能。土砂災害警戒区域と重ねて表示できるのでリスクが高い不法盛土などを早期発見できます。

2025年7月18日
土砂崩れダムの現場にヘリコプターで運び、遠隔操作の建設ロボットが排水ポンプやホースを設置していち早く、水抜きを行います。その様子はリアル版サンダーバードと言っても過言ではありません。

2025年1月28日
様々なものが混ざった災害廃棄物の山をハイパースペクトルカメラで撮影し、画像分析によって含まれるもの内訳を定量化。さらにドローン空撮とスマホによる点群計測で廃棄物量の定量化にも成功しました。

2024年11月11日
ウェザーニューズのIoT気象センサー「ソラテナPro」に連続雨量を計測する機能が追加。1回の連続雨量が50mmに達すると、スマートフォンにプッシュ通知してくれるので、作業中止の判断に役立ちます。

2024年10月15日
表層地盤崩壊のリスクがある「0字谷」や「長大斜面」を、2万5000分の1縮尺の地形図から抜き出した全国マップを公開。応用地形判定士のノウハウをAIが学習し、膨大な抜き出し作業を自動化しました。

2024年8月7日
地震時に建物下部への入力波と、各階の応答波から、逆解析によって建物の剛性などを総合的に表す「解析モデル」を求める構造モニタリングシステムが開発されました。今後の地震への耐震性も判定できます。

2024年6月17日
国土交通省が整備する3D都市モデル「PLATEAU」のデータを活用して、ヒートアイランド対策を一般の自治体職員が行えるようにしました。このほか家屋倒壊も考慮した精緻な土砂災害のシミュレーションも実施。

2024年5月17日
地震や津波などの被災地の360度写真などを地図に登録すると、その場所で被災前に撮られたGoogleストリートビューの360度写真と比較できます。被災地調査関係者向けに無料提供されています。

2024年3月14日
能登半島地震の際に土砂崩れによってできた輪島市内の土砂ダムの定期監視や、目視確認が難しい橋梁の安全点検にドローンが活躍。輪島市とドローン業界団体、関連企業の連携により困難な点検が実現しました。

2023年10月2日
応用地質が開発した高感度のIoT傾斜計「クリノポール」が、実際に斜面崩壊を検知することに成功。広域エリアを低コストのIoT機器によって高密度観測する防災手法に期待が高まります。

2023年9月29日
既存の水位計のセンサー、通信方式、固定治具を革新。下水道のマンホールの水位計測を手軽に行えます。流量計算によって「不明水」が流入している損傷個所を効率的に発見でき、内水氾濫の予測も可能です。

2023年8月25日
スマホ充電から電子レンジまで幅広く使える出力1500Wの巨大モバイルバッテリーが登場。充電には一般商用電源や車のシガーソケット、出力200Wのソーラーパネルを使用。災害時の避難所でも活躍しそうです。

2023年7月11日
多摩川の決壊で浸水の恐れがある実験施設の周囲に“堤防”となる止水壁を建設し、排水管には逆流防止対策を行って高価な機器を建物ごと守ります。水害が激甚化する中、注目を集めそうです。

2023年7月5日
全国2700カ所のダムごとにカスタマイズした気象情報を提供。72時間先まで1時間ごとの「流域平均雨量」と「累加雨量」を予測し、データをExcel形式やAPIによって水門操作などに活用できます。

2023年2月1日
NTTイードローンが防水防じん機能や高解像度カメラ、上空で携帯回線が使えるタフなドローン「ANAFI Ai」を発売しました。ドローンに不具合が生じたときは翌営業日に代替機を発送するサービスも。

2022年11月2日
人工衛星からミリ~センチ精度で地表面を計測できる「衛星SAR」という技術が進化。流域全体の土砂移動量や、地盤沈下量、斜面変動などの経時変化を把握し、データドリブンな防災が実現できる時代になりました。

2022年10月3日
防犯カメラの映像をAIで解析することにより、浸水深を高精度で推定することに成功しました。今後、千葉県茂原市でフィールド実証を行い、2023年度中に「リアルタイムハザードマップ」の事業化を目指します。

2022年7月1日
日本初の3Dプリンター住宅を施工したセレンディクスは、“世界最高水準”の耐震性能を実現するため、KAPと業務提携を行いました。2022年夏には、最大震度7を想定した実物大耐震実験を行います。

2022年5月20日
空港などで使われる「ドップラーライダー」を使って、現場上空の風速や風向をリアルタイムに計測。天気予報との関連をAIで解析し、現場独自の「風況」を高精度に予測します。

2022年4月27日
東京都の「デジタルツイン実現プロジェクト」で、東京駅前の地下街がデジタルツイン化され、その巨大な姿が3Dビューアで見られるようになりました。このほか、液状化予測図や工事の点群データも追加されました。

2022年3月28日
国土交通省が無料公開した3D都市モデル「PLATEAU」のデータを使って、短期間で洪水時の浸水シミュレーションを行うシステムを開発しました。IoTセンサーや止水板などの効果も検証できます。

2022年2月8日
VRゴーグルで倒壊する家具などを見て、地鳴りや家具の衝突音を聞きながら、振動イスで3軸方向の地震動を感じるという超リアルな地震シミュレーターが開発されました。実際に起こった地震も選んで体験できます。

2021年12月6日
管理人のイエイリです。 建設業界でも、設計関係などの部署では、コロナ禍による在宅勤務がすっかり根付いてしまった人も少なくないでしょう、 そんな中のある日、日建設計で在宅勤務中の社員は、仕事用パソコンでなんやらVR(バーチャルリアリティー)ゲームのようなものを開いて、本物そっくりに再現された東京本社オ […]

2021年11月8日
管理人のイエイリです。 台風や大雨の際には、テレビやネットなどで各地の冠水状況が時々刻々と報じられます。その表現方法は、2次元の地図上に河川の水位や浸水深などを表示するものが一般的で、イマイチ、リアリティーが感じられませんでした。 そこで東京海上日動火災保険と応用地質は、浸水対策や避難行動の実行を促 […]

2021年9月6日
管理人のイエイリです。 BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)による建物の設計から、クルマや飛行機など乗り物の操縦訓練まで、VR(バーチャルリアリティー)は幅広い分野で活用されています。 森ビルもこのほど、理経(本社:東京と新宿区)の協力を得て「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」を、最新 […]

2021年9月3日
管理人のイエイリです。 2021年8月26日と27日、千葉県大多喜町にある千葉房総技能センターに、建機の遠隔操作技術で知られるARAV(本社:東京都文京区)のシステムを搭載した油圧ショベルやキャリアダンプなどが集結しました。 ここで行われたのは、遠隔操作の建機による工事のデモンストレーションではあり […]

2021年8月31日
管理人のイエイリです。 ここ数年、豪雨などによる土石流やがけ崩れによる災害が目立っています。これまでは、災害が起こったことの教訓は、津波の被害と同様に、地域で言い伝えられてきましたが、時がたつにつれて忘れられ、再び被害にあうというケースもあります。 そこで1999年に広島県などで起こった豪雨災害をき […]

2021年8月23日
管理人のイエイリです。 建物が大きな地震にあったとき、構造部分の被害状況をスピーディーに把握・評価するために「構造ヘルスモニタリング」(以下、SHM)が重要な情報源として注目されています。 SHMとは、建物に高精度の地震計やパソコン、周辺機器などを設置し、そのデータをクラウドに送信して管理するもので […]

2021年8月18日
管理人のイエイリです。 今年(2021年)の夏は、台風や線状降水帯などによって各地で大雨が降り、浸水の被害も続出しています。 そんな中、防災ベンチャーのSpectee(スペクティ)(本社:東京都千代田区)が開発中の浸水被害シミュレーション技術が注目を集めています。 例えば、下の図は2021年8月14 […]

2021年7月8日
管理人のイエイリです。 河川には流域にある多数の水路が流れ込んでいますが、増水時には逆流を防ぐため「樋門(ひもん)」という施設が設けられています。 樋門の開閉作業は、地域から任免された操作員が手作業で行うのが一般的ですが、操作員の高齢化や人手不足の影響で長時間勤務への対策や樋門操作の確実性などの課題 […]

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