管理人のイエイリです。
最近、YouTubeでは東京都内を流れるあちこちの河川を24時間、リアルタイム見られる“番組”が続々と登場しています。
例えば、下は東京・多摩市を流れる大栗川から送られてきた朝6時前の映像です。流れや堤防上を行き交うクルマ、散歩する人などを眺めることができます。
このほか、神田川や目黒川、石神井川、鶴見川など合計50カ所以上から中継が行われています。
こうした「ゆる~い河川番組」を続々と配信しはじめたのは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
東京都河川部
だったのです。(東京都のプレスリリースはこちら)
東京都ではこれまでも、「水防災総合情報システム」というウェブサイトで都内各所に配置されている河川監視カメラの静止画を公開してきました。
2021年6月1日からは、さらにYouTubeに「東京都水防チャンネル」を開設して、河川のリアルタイム動画配信を始めました。
いろいろな河川のリアルタイム中継が行われていますが、6月1日現在では、
50カ所の監視カメラ
の映像が流されており、6月末までにはさらに8カ所からの映像が追加公開される予定です。
集中豪雨などで急激に河川の水位が上昇するときなどの様子は、静止画よりもリアルタイム動画の方が圧倒的にわかりやすく、危機感を伝えてくれそうですね。
YouTubeだと他の動画を見るついでに河川の状況をチェックすることもできるし、“危険水位”に達しそうな河川が話題となってシェアされ、避難行動につなぐこともできそうです。
これからの防災には、SNSを通じた情報共有が欠かせませんね。
(Visited 1 times, 1 visits today)