フォーラムエイトが地震シミュレーターを開発! VRと振動イスで家具の衝突音までリアルに体感
2022年2月8日

管理人のイエイリです。

フォーラムエイトと言えば、VR空間上で道路や街並みを再現するリアルタイムVR(バーチャルリアリティーシステム)「UC-win/Road」シリーズの開発・販売で知られています。

このほど、このシステム用に新たなプラグインソフトとして、「UC-win/Road 地震シミュレータプラグイン・オプション」が開発されました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

VRゴーグルと振動イス

で、地震時の振動や崩れゆく周囲の風景を超リアルに体感できるのです。(フォーラムエイトの製品ウェブサイトはこちら

地震体験を行うためのVRゴーグルと振動イス(以下の写真、資料:フォーラムエイト)

VRゴーグルを通して見た室内の風景

地震動によって倒壊する家具や備品

振動イスに作用する地震動の波形。前後、左右、上下の3軸方向で揺れる

このシステムは、主に室内の被害を体験するために開発されました。地震動によって発生する家具や照明の揺れや倒壊などの被害状況をシミュレーションし、UC-win/RoadのVR空間上で3DVR映像として再現するものです。

同時に、「VRモーションシート」と呼ばれる振動イスには、映像に対応したXYZ方向の3次元地震動で揺れを再現します。

VRゴーグルで崩壊しゆく周囲の風景を実物大、立体視で見ながら、激しい振動を体感できるとなると、かなりの迫力ですね。

地震動も1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震など、実際に起こった地震を選ぶことができます。

実際に起こった地震動でシミュレーションし、結果を体験できる

地震動に対する家具などの揺れは、3Dモデルに重量や重心、摩擦力などの物性値を与えて、物理演算によってシミュレーションを行います。

物体同士の接触や、モデルの飛び出し、モデル同士のぶつかりによる移動方向の変化など、実際の挙動を忠実に再現しています。

家具の3Dモデルを編集する画面。重量や重心、摩擦力などの物性値を考慮している

地震波形に対するシャンデリアの揺れ

整然と並んでいたテーブルやイスが地震動によって倒れる様子

本棚からの本の飛び出しも考慮してシミュレーションできる

パソコンやキャビネットが散乱するオフィス

また、聴覚的には

地鳴りや家具の衝突音

も再現できるので、恐怖感もさらに高まりますね。

これまでの地震体験と言えば、ヘルメットを着けて起震車に乗るというのが一般的でしたが、安全のために家具などは倒れることがありませんでした。

しかし、この地震シミュレーターだと、視覚、聴覚、振動によって本物に近い地震体験が可能です。日ごろから「100年に1度」レベルの地震を疑似体験しておくことで、いざ本当に大地震に見舞われたときも、落ち着いて行動できそうですね。

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