AR機器「SiteVision」でスマホでのLiDAR計測が可能に! 小規模現場や日々の土量計測向けに進化
2024年5月16日

管理人のイエイリです。

現場の地形や既存構造物の実風景と、これから新設する構造物のBIM/CIMモデルを重ねて見るAR(拡張現実)機器として、ニコン・トリンブルの「Trimble SiteVision」があります。

GNSS(全地球測位システム)のアンテナが付いた本体に、スマートフォンやタブレットを取り付けると、その画面上で3DのBIM/CIMモデルを現場と同じスケールと視角で重ねて見ながら、施工現場や完成イメージの確認を手軽に行えます。

スマホでARが行える「Trimble SiteVision」(以下の写真、資料:ニコン・トリンブル)

スマホでARが行える「Trimble SiteVision」(以下の写真、資料:ニコン・トリンブル)

現場での使用風景

現場での使用風景

スマホの画面には、現場の実風景とこれから施工する矢板などを同スケールで重ねて見られる

スマホの画面には、現場の実風景とこれから施工する矢板などを同スケールで重ねて見られる

このほどリリースされた最新版の「SiteVision Ver.5.0」では、iPhoneやiPadのLiDAR機能を使って、

ナ、ナ、ナ、ナント、

3D点群計測

が行える機能が追加されたのです。(ニコン・トリンブルのプレスリリースはこちら

iPhoneのLiDAR機能を使い、SiteVision Version 5.0で3D点群計測を行うイメージ

iPhoneのLiDAR機能を使い、SiteVision Version 5.0で3D点群計測を行うイメージ

計測された点群データ

計測された点群データ

iPhoneだけを使ったLiDAR計測と違うのは、SiteVisionのGNSS補正機能「VRS-RTK」を使って、

高精度の世界測地座標

に基づく点群計測が行えることです。

そのため、点群の座標を後処理で変換する手間をかけることなく、すぐに他の点群やBIM/CIMモデルなどと位置が合った状態でデジタルツイン(デジタルの双子)として合成できます。

ARと言えば、BIM/CIMモデルを現場に持ち出して確認するものでしたが、今回のバージョンアップで現場をデータ化して事務室などに持ち帰ることもできるようになりました。

現場を点群データ化し、デジタルツインの一部として室内でも使える

現場を点群データ化し、デジタルツインの一部として室内でも使える

SiteVisionユーザーの方はぜひ、点群計測の機能を、小規模土工の施工管理や土量算出などに使ってみてはいかがでしょうか。

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