防災
2018年6月27日
ビル自体や今、起こっていることをデータ化し、コンピューターで扱える「デジタルツイン」を構築できるシステムを大林組が開発。その結果、ビルは管理業務をアプリとしてインストールできるようになります。

2018年5月15日
掘削中に測定したデータや写真をリアルタイムに自動解析して、崩落の危険などを瞬時に共有する「スマート切羽ウォッチャー」を鹿島が開発しました。まさに山岳トンネル工事のIoT化です。

2018年5月11日
タイル外壁の打診調査にウエアラブル端末を導入し、検査を大幅に省力化しました。位置計測にはレーザー測域センサーを利用。検査記録はCAD図への重ね合わせや表計算ソフトによる集計も可能です。

2018年5月7日
玄関内のモニターに天気や交通情報を表示し、家電のスイッチもオフにできます。外側のモニターはスマホの壁紙のようにデザインを変更。ドアノブはなく、“顔パス”で自動開閉します。

2018年4月26日
BIMモデルとIoTセンサーのリアルタイムデータを組み合わせて建物の状態を見える化します。最大60%の省エネ効果を実現。大手ITベンダーも顔負けのクラウドを、建築設計事務所が独自開発しました。

2018年4月25日
スマホやタブレットで計測範囲を設定するだけで、離陸から飛行、撮影、着陸までを自動的に行います。点群化などの処理はクラウドで行い、ドローン用の各種アプリを選んで使えます。お試し版は無料。

2018年4月12日
高性能のドローンを開発中のデンソーが、札幌市を拠点とするi-Con企業の岩崎に、1億5000万円の出資を行いました。今後、両社の強みを生かして橋梁点検事業などを行っていきます。

2018年4月6日
足場を組んで人間がアクセスする代わりに、4Kカメラで構造物に“接近”し、変位や加速度などの計測や異常の発見などを行います。さらにAIのお試しサービスもあり、結果が良ければAI化への道も開けます。

2018年3月30日
グリーンレーザー計測機器を搭載したドローンを使い、水中の河床形状を3D計測する実験が利根川で行われました。その結果、最も深い水深2mの部分を含めて計測に成功しました。

2018年3月29日
敷地や地盤の情報はデータベースからゲット、建築可能な建物計画は自動作成。さらに建築費や賃料、稼働率は、ビッグデータをもとにAIが適切に見積もり、まるでベテラン社員のように儲かる賃貸を提案します。

2018年2月27日
複数のドローンが街中を飛び交う時代に対応するため、NTTドコモが「ドローンプラットフォーム docomo sky」を開発しました。クラウド上で飛行計画から飛行後の解析までを行えます。

2018年2月23日
赤外線センサー付きのスマートフォンを持って現場を歩き回るだけで、地形をスピーディーに3Dデータ化できるアプリです。データをパソコンにメール送信すると、土量計算も可能です。

2018年2月20日
直径10mmの小石でも、移動や落下を見逃さず、大きな崩落を予知します。市販のビデオカメラやノートパソコン、警告灯などごく普通の機器で構成され、タブレットによる遠隔操作や監視も可能です。

2018年2月19日
重機から送られてくる立体映像を見ながら、ブロック積みやがれきの撤去などがスムーズに行えました。画像データの伝送には第5世代通信「5G」が導入されました。3D-4K-5Gによる遠隔操作は日本初です。

2018年2月14日
静岡県交通基盤部は、工事の際に計測した生の点群データをデータベース化し、無償公開するウェブサイトを運営しています。筆者も実際に点群をダウンロードしてその中身を見てました。

2018年2月7日
蒸気管や冷水管の間をすり抜けて、ドローンを飛ばす実験が行われました。GPSが使えないので衝突回避センサーを使った自律飛行を行い、幅わずか60cmという狭い通路を飛行させました。

2018年1月29日
1月23日に噴火した草津白根山の新噴火口を、パスコが人工衛星からの撮影しました。普通のカメラではなく、合成開口レーダー衛星を使ったので、雲や噴煙の下を“透視”するようにくっきりと撮影できます。

2018年1月26日
火災時の避難についての安全性を計算式で証明する「避難安全検証法」で、避難が完了するまでの過程を3Dシミュレーションで再現します。人の滞留や迫る煙の様子がリアルに実感できます。

2018年1月18日
東日本大震災の被災地で、除染土のうを中間貯蔵施設に運搬する運転手をVRで教育するシステムが開発されました。重大事故や未体験の道をバーチャルに体験しておくことで、実際のトラブルを未然に防ぎます。

2018年1月17日
気象警報が発令されると、パナソニック製の「スマートHEMS」によって、文化シヤッターの電動窓シャッターが自動的に閉まるシステムが開発されました。HEMSの異業種間連携が進んでいます。

2018年1月10日
経験と手間ひまがかかる点群データ処理をアウトソーシングできるサービスを、トプコンの子会社が開始しました。地上型3Dスキャナーやドローンのデータを、専用ソフトで処理し、納品してくれます。

2017年12月21日
建物の挙動を1000分の1ガルの加速度、10億分の1メートルの変位で計測し、地震後の値と比較して建物の健全性を判定します。超小型のMEMSセンサーによって地震対策もIoT化していきそうです。

2017年12月15日
人や社会インフラの状況を大量のセンサーやスマートフォンで集め、AIでシミュレーションしてまちづくりや防災などに役立てるIoT化を目指します。

2017年12月4日
GISを展開する米Esriと、米オートデスクがパートナーシップを結びました。これにより、BIM/CIMモデルに街中のリアルタイムな現実情報が連携し、都市計画用のIoTとして進化する可能性もあります。

2017年11月20日
リコーの全方位カメラ「THETA」を取り付けて、ダウンライトの穴などから天井裏や床下などをぐるりと撮影できます。自撮り棒を着脱でき、スマホでシャッター操作や写り具合も確認できます。

2017年11月15日
トンネル内部を普通の速度で走行しながら3D形状と写真で記録し、変状箇所を自動的に検出して展開図などを作ってくれます。今後は橋などに対象を広げ、CIMによる維持管理まで進化させていきます。

2017年11月9日
高い地下水圧下で掘削するトンネル周辺地盤の透水性を3Dで可視化し、どこが弱点なのかが一目でわかります。完成後はいろんなデータをリンクして維持管理に。産学トンネル工事も3D化が進んできました。

2017年11月7日
ドローン大学校では1泊2日の合宿で、空撮写真から3Dモデルの作成などを行い「認定証」を交付します。このほか全国14のJUIDA認定スクールでも、テラドローンが開発したソフトを教育に活用。

2017年10月31日
パスコが人工衛星画像にAI技術を適用した「都市変化解析マップ」の提供を始めました。大規模開発の進ちょく管理や災害の被災エリア把握などに使えます。このほか駐車台数をAIで数えたマップも提供。

2017年10月17日
水位計を現場に取り付けるだけで、無線による水位観測網が自動的に広がっていきます。電源やネット配線の必要がないので、設置工事の費用は従来の5分の1に。河川管理のIoT化が進みそうです。

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