気象警報発令で自動閉鎖!電動窓シャッターとスマートHEMSが連携
2018年1月17日

管理人のイエイリです。

嵐のときは風雨から家を守り、穏やかな天気のときはフレッシュな空気を取り入れる---住宅の窓シャッターを上手に開閉させることで、室内に安心、安全、快適をもたらします。

しかし、天気に合わせて窓シャッターを開け閉めするのはとても手間がかかりますね。そこで注目したいのが、住宅用エネルギー管理システム(HEMS)の進化です。

文化シヤッターの電動窓シャッター「アドマスター・スマートタイプ」は、2015年からパナソニック製の「スマートHEMS」の中核機器である「AiSEG2」と以前から連携し、AiSEG2のモニターで他の設備と一元管理できるほか、外出先からもスマートフォンで操作することができます。

スマートHEMSに対応する外付けブラインドタイプの「ブリイユBモデル」(左)と「マドマスターリード スタンダードタイプ」(右)(以下の写真、資料:文化シヤッター)

スマートHEMSに対応する外付けブラインドタイプの「ブリイユBモデル」(左)と「マドマスターリード スタンダードタイプ」(右)(以下の写真、資料:文化シヤッター)

これだけでもかなり便利そうですが、さらに2018年3月21日、AiSEG2のバージョンアップにより、気象庁の気象特別警報や気象警報(暴風、暴風雨、大雨、大雪)が発令されたとき、窓シャッターが

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

自動的に閉まる

 

機能が追加されるのです。

外出時に気象警報が発令されたときのスマートフォンの画面イメージ

外出時に気象警報が発令されたときのスマートフォンの画面イメージ

気象警報と連動して電動窓シャッターが自動的に閉まるように設定するAiSEG2の画面

気象警報と連動して電動窓シャッターが自動的に閉まるように設定するAiSEG2の画面

スマホ画面で気象警報発令を確認(左)後、電動窓シャッターが全閉したことを確認(右)できるので外出先でも安心だ

スマホ画面で気象警報発令を確認(左)後、電動窓シャッターが全閉したことを確認(右)できるので外出先でも安心だ

複数の電動窓シャッターをスマホから閉めるのに、これまでは1台ずつ個別に「閉」の操作が必要でしたが、今後は「開」の操作や「一斉閉鎖」ができるようになります。そのため、様々な生活シーンや急な予定変更にもスムーズに対応できます。

このほか、AiSEG2や文化シヤッターが提供するスマホ用アプリによって、窓シャッターの外板となる細長い「スラット」の間隔や角度を調整することで、

 

換気や採光の制御

 

も行うことができ、自然エネルギーを上手に活用して健康的でエコな生活スタイルを楽しめます。

パナソニックのHEMS(AiSEG2)と文化シヤッターの提供アプリによって、電動窓シャッターを遠隔制御し、換気や採光、日の出・日の入りに合わせてタイマーによる自動開閉も行える

パナソニックのHEMS(AiSEG2)と文化シヤッターの提供アプリによって、電動窓シャッターを遠隔制御し、換気や採光、日の出・日の入りに合わせてタイマーによる自動開閉も行える

ちなみに電動窓シャッターのお値段ですが、間口1617mm、高さ2153mmのタイプだと、「マドマスターリード スタンダードモデル」が65万6000円(消費税別。以下同じ)、「マドマスターリード
換気・採光モデル」が114万円、「ブリイユBモデル」が111万6000円とのことです。

最近、Google HOMEなどを軸とした家電のネットワーク連携が進んでいますが、HEMSも共通規格「ECHONET Lite」による他社製品同士の連携も進みつつあるようです。

両者のネットワークがお互いに進化し、さらに連携することで「住宅のIoT(モノのインターネット)化」も急速に実現していきそうですね。

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