計測距離30m!FAROが小規模建物用3Dレーザースキャナー発売
2015年12月8日

管理人のイエイリです。

FAROは以前、1000万円以上するのが当たり前だった3Dレーザースキャナー界に、価格の常識を打ち破る低価格の「Focus 3D X130」を投入して以来、製品のラインナップ拡張を続けています。

同社はこのほど、3Dレーザースキャナーの新製品「Focus 3D X30」を発売しました。前回、発売した「X330」が計測距離330mだったので、今回もさらに伸びたのかと思いきや、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

計測距離30m

 

と、測れる距離としてはかえって短くなったのです。

新製品のFocus 3D X30(写真:FARO)

新製品のFocus 3D X30(写真:FARO)

用途としては小規模建物の外観や複雑な構造物の計測のほか、工場や物流施設などの生産供給設備、そして事故現場などを簡単、正確に測定するのに適しています。

サイズは240 x 200 x 100mm、重量は5.2kgと小型・軽量ですが、測定速度は毎秒97万6000点で、範囲誤差は最大±2mmと高精度です。

レーザー光には

 

目に優しい「クラス1」

 

を採用しているので、狭い室内でも安心して使えそうです。

同社のリリースでは、価格は表記されていませんが、海外のサイトを見ると「X 130」の6~7割程度のようですので、かなりの低価格が期待できそうですよ。

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