空から屋根を点検!ドローンでエコパスタジアムを管理
2016年12月12日

管理人のイエイリです。

静岡市袋井市にあるエコパスタジアムは、2002年に開催された国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップの会場にもなった静岡県内最大の競技場です。

その維持管理で重要なのが屋根幕の点検です。これまでは専門の作業員が屋根に上り、目視で穴が開いていないかなどをチェックしていましたが、長い時間がかかり、危険を伴う作業でした。

エコパスタジアム。屋根幕の点検は大変な作業だった(以下の写真:特記以外はテラドローン)
エコパスタジアム。屋根幕の点検は大変な作業だった(以下の写真:特記以外はテラドローン)

そこで、同スタジアムの管理業務を行う東急コミュニティーは、この作業を安全かつ効率的に行うために、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

ドローンによる点検

 

を行うことになったのです。(テラドローンのリリース

屋根の点検をドローンで行うことで作業の安全性と効率を確保する

屋根の点検をドローンで行うことで作業の安全性と効率を確保する

スタジアムの外でドローンを見守るオペレーター

スタジアムの外でドローンを見守るオペレーター

ドローンによる点検には、テラドローン(本社:東京都渋谷区)の自動運航ドローンを活用した空撮システム「UTM」を使います。

ドローンはあらかじめ運行管理システムで指定したスタジアムの屋根部分を自動運航しながら、カメラによる目視点検業務を行います。

そのため、これまでよりも広範囲で詳細にチェックできるほか、作業の安全性も高まります。

さらに、

 

空撮写真による穴の判定

 

を行うことも検討しています。

スタジアムの状態をいったん、写真に記録してからチェックすることで、人間がアクセスしにくい場所でも安全に効率的に点検が行えるというわけですね。

ドローンによる建物や構造物の点検がいよいよ実用化されてきたことを感じされるニュースです。

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