管理人のイエイリです。
フリーダムアーキテクツデザイン(本社:東京都中央区)といえば、日本で初めて建築確認申請にBIMモデルを提出し、昨年8月に確認済証を交付された設計事務所として知られています。(2016年9月9日付けの当ブログ記事を参照)
同事務所のBIM活用は、その後も進化しています。2017年2月からは、BIMソフト「Revit」とバーチャル・リアリティー(VR)を使って、
ナ、ナ、ナ、ナント、
“図面の中を自由に歩く”
家づくりサービス、「VRアーキテクツシステム」を稼働させるのです。
このシステムは、ゼロから設計する注文住宅を対象に導入されます。図面やCGパースだけでは完成イメージがわかりにくく、どんな住宅ができるのか不安という顧客の気持ちにこたえたものです。
「Revit」で設計したBIMモデルをもとに、クラウドサービス「Autodesk LIVE」や3Dゲームエンジン「Autodesk Stingray」を連携させたVRワークフローを構築しました。
BIMソフトやクラウドのシステムは、オートデスクの製品で統一しているのが特徴ですね。
このモデルを、ヘッドマウントディスプレー「HTC Vive」で見ると、図面の中を「自由に歩く」体験が可能になります。
平面図だけではわかりにくかった
室内の奥行き感や天井高
のほか、家具のレイアウトなどをリアルに確認することができます。
HTC Viveは最大3m×4mの範囲を歩き回れるので、室内をバーチャルに思う存分、動き回って確認できます。
BIMとVRを連携させることで、さらに顧客満足度の高い設計サービスが提供できそうですね。。
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