管理人のイエイリです。
バーチャルリアリティー(VR)コンテンツを見るとき、なにかとじゃまになるのがパソコンとVRゴーグルをつなぐケーブルです。
体の向きを変えたり、歩き回ったりするときに、ケーブルが体に巻き付いたり、長さが足りずに引っ張られたりするとVRに集中できなくなりますね。
そこで日本HPはVR用に画期的なデスクトップ型パソコン「OMEN X by HP Compact Desktop P1000」を2017年9月14日に発売することになりました。
デスクトップ型と言っても、バッテリーが内蔵されており、
ナ、ナ、ナ、ナント、
背負って歩けるパソコン
なのです。
もともと、VRゲーム用に開発されたもので、パソコン本体の大きさは約240mm(幅)×53mm(奥行き)×340mm(高さ)で、重さは2.5kg(予定)です。
パソコンを背負うためのパックパックキットと外付けバッテリーを付けたときの重さは4.5kg(予定)となります。
OSにはWindows 10 Homeを採用し、グラフィックボードはNVIDIA GeForce GTX 1080 (8GB GDDR5X)、メモリーは16GB、そしてストレージには1TBのSSDを搭載しています。
また、DTS Headphone:Xというヘッドホン用のバーチャルサラウンド技術が採用されているので、ヘッドホンを着けるとサウンドが360度の全方向に広がる音のVR体験も可能です。
これを背負ってVRゴーグルをかければ、足元のケーブルやスペースを気にすることなく、VRコンテンツに集中して検討や体験などができますね。
もともと、デスクトップ型のパソコンなので、バックパックから取り外し、
ドッキングステーション
やモニター、キーボードなどと接続して省スペース型パソコンとしても使うことができます。
気になるお値段ですが、バックパックアクセサリーやドッキングステーションを含めて、日本HPの直販サイト「HP Directplus」では34万8000円~となっています。
こうなると、パックパックの前面に取り付ける“駅弁屋さんタイプ”のキーボードやマウスもほしくなってきそうですね。