管理人のイエイリです。
メガソフトと言えば、長年のベストセラーソフト「3Dマイホームデザイナー」に代表されるように、住宅やインテリア、オフィス、さらには工事現場などの3Dモデルを簡単に作れる様々なソフトを開発・販売しています。
これらのソフトの使いやすさはそのままで、オフィスビルなど大規模な建物のデザインに対応したソフトが2017年7月に発売された「3Dアーキデザイナー」です。
高層マンションなどをサクサクとデザインして、外観や内観のイメージをCGで表現する営業用のソフトというイメージでしたが、このほど本格的な設計業務に対応する新機能が登場しました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
建築確認申請用の図面
を自動作成できる「確認申請図支援キット」が発売されたのです。(メガソフトのプレスリリースはこちら)
作成できる図面は、平面図、立面図、断面図のほか配置図、敷地求積図、床面求積図、屋根伏図の7種類です。
敷地求積図には三斜入力による求積のほか、測量座標を入力することができ、求積表も自動作成されます。
作成された図面は種類ごと、要素ごとにレイヤーで分類されるので、製品に搭載されているドラフトCAD機能での加筆・修正も簡単に行えます。
また、DXFやDWG、JWWなどの形式で図面を描き出し、他のCADソフトで編集することも可能です。
このソフトにはもともと、3D空間でのリアルタイムな斜線チェック機能や、日影図作成機能などが搭載されていますので、今回、建築確認申請用の図面作成機能が追加されたことで、
BIMソフトに近い
感じになってきましたね。
気になるお値段ですが、3Dアーキデザイナーシリーズのクラウドライセンスを契約中のユーザーは追加費用なしで利用でき、永久ライセンスの利用中のユーザーは別途、15万円(税別)でキットを購入する必要があります。