管理人のイエイリです。
地理空間情報にかかわるプラットフォームビジネスを展開するマプリィ(本社:兵庫県丹波市)は2024年6月28日、新製品として「LA01-model2」を発売しました。
手で持って運べる機器のようですが、その中身は、
ナ、ナ、ナ、ナント、
歩きながら3D計測
できる3Dスキャナーなのです。(マプリィのプレスリリースはこちら)
LA01は、ネットワークRTK-GNSSと常に連動するので、対空標識や標定点なしで、グローバル座標付きの点群データを取得できます。
移動しながらのほか、三脚に固定して点群計測を行うことも可能です。最大200mの計測ができるので、災害地などで近づけない対象物も安全な場所から計測できます。
計測データはUSBケーブルを介してAndroid端末に読み込み、現場にいながら体積を算出できます。
このほか、500万画素のカメラを搭載しており、計測時に色付き点群を取得できるほか、動画も同時に保存できるので、点群では分かりにくい部分も鮮明な動画で現場を確認できます。連続稼働時間は約30分です。
そして、驚くべきはその低価格さです。本体とRTK-GNSSの機器を合わせて、税込み
わずか80万円
で購入できるのです。
このほか、操作や解析などに使うパソコンやスマホ用アプリの使用料が月額同1万1000円ほどかかります。
●価格 通常本体セット価格:699,270円(税込み) RTK-GNSS R1価格:101,200円(税込み) 月額利用料金:11,000円(税込み) |
iPhoneやiPadのLiDARでの点群計測に慣れ、もう少し広い範囲を点群化したいとお思いの方や、これまでの3Dレーザースキャナーが高価過ぎて導入できなかったという方は、この低コスト3Dスキャナーを検討してみてはいかがでしょうか。(購入や利用の問い合わせはこちらから→https://mapry.co.jp/contact/)