鹿島が「後ろからも聞こえる」3D音響スピーカーを発売! 音楽ホールの技術で圧倒的没入感
2024年6月21日

管理人のイエイリです。

スーパーゼネコンの鹿島は、音楽ホールやスタジオなど、音環境が重要な施設の設計・施工を数多く手掛けてきました。

同社はこの技術を生かし、英国サウサンプトン大学と共同開発した立体音響技術「OPSODIS(オプソーディス)」を搭載した小型スピーカー「OPSODIS 1」のプロトタイプを開発し、2024年6月20日にクラウドファンディングサイトを通じて発売しました。

立体音響技術を搭載した小型スピーカー「OPSODIS 1」。ブラックとシルバーが用意されている(以下の写真、資料:鹿島)

立体音響技術を搭載した小型スピーカー「OPSODIS 1」。ブラックとシルバーが用意されている(以下の写真、資料:鹿島)

デスクに置いたところ。横幅38.2cmとコンパクトなサイズ

デスクに置いたところ。横幅38.2cmとコンパクトなサイズ

サイズは横幅38.2cmとコンパクトな外観ですが、鹿島が本気を出して開発した立体音響スピーカーだけに、その性能はあなどれません。

左右の音の広がりはもちろん、上下、前後、遠近の音も再現でき、

ナ、ナ、ナ、ナント、

360度の圧倒的没入感

や臨場感を再現できるのです。(鹿島のプレスリリースはこちら

圧倒的な没入感を再現し、後ろからの音まで聞こえる

圧倒的な没入感を再現し、後ろからの音まで聞こえる

その秘密は、高音部、中音部、低音部と周波数別に配置された6個のスピーカーにあります。

それぞれのスピーカーに独立したアンプが接続されており、左耳、右耳に届く音を完全にコントロールできるのです。例えば、左右のスピーカーから出る音の位相を180゜変えると、片方の耳だけに聞こえるようにできます。

リスナーの正面には高音部、その両側に中音部、さらに外側に低音部のスピーカーが配置されている

リスナーの正面には高音部、その両側に中音部、さらに外側に低音部のスピーカーが配置されている

目の前の1カ所にまとめられたスピーカーから、立体音響が出せるのは、人間の耳の仕組みにあります。

現実の世界で人間は、左右の耳に到達する音のわずかな違いを感知して、音が聞こえてくる方向を感じています。

正面からの音(左)と右からの音(右)が聞こえてくる方法を感知する仕組み

正面からの音(左)と右からの音(右)が聞こえてくる方法を感知する仕組み

これと同じ音環境を実現するためには、人間の左右の耳に届けたい音波を左右独立してコントロールする必要があり、これを実現したのが「OPSODIS」の技術です。

この技術を使うことで、部屋に複数のスピーカーを配置しなくても、現実の空間のような音環境を再現できます。

「OPSODISスピーカー」(左)と従来の複数スピーカー(右)の違い

「OPSODISスピーカー」(左)と従来の複数スピーカー(右)の違い

気になるお値段ですが、通常価格は7万4800円(税込み)です。

しかし、2024年8月31日までは、クラウドファンディングサイト「OPSODIS 1プロジェクトページ」で、

18%~8%割引

で購入できる購入枠も用意されています。製品の発送は、2025年4~5月以降になるようです。

超早割などの特別料金が用意されている「OPSODIS 1プロジェクトページ」

超早割などの特別料金が用意されている「OPSODIS 1プロジェクトページ」

クラファン開始の翌日、6月21日の午前8時前には、既に644人が4400万円以上を支援しており、目標の100万円はあっという間にクリアしたようです。

音楽ホールの建設で培った鹿島の音響技術を、自室で味わいたい方は、支援に加わってみてはいかがてしょうか。

(Visited 1 times, 14 visits today)

Translate »