3Dプリンターで樹脂型枠を作成! 三井化学と群家コンクリート工業が“おしゃれコンクリート”を製造
2024年3月12日

管理人のイエイリです。

コンクリート二次製品の製造・販売を手掛ける群家(こおげ)コンクリート工業(本社:鳥取県八頭町)のモットーは、「特殊品大歓迎、他社が作らないものを作ります」というもので、チャレンジ精神を感じさせます。

その言葉通り、同社はこのほど、様々な大きさの円や四角形の穴が並んだ、おしゃれなコンクリート板の製作に成功しました。

群家コンクリート工業が製作したおしゃれなコンクリート板(以下の写真:三井化学)

群家コンクリート工業が製作したおしゃれなコンクリート板(以下の写真:三井化学)

このコンクリート板は当然、生コンクリートを型枠に流し込んで作ったものですが、その型枠を作ったのは、

ナ、ナ、ナ、ナント、

3Dプリンター

なのです。(三井化学のプレスリリースはこちら

3Dプリンターで作成した樹脂製型枠

3Dプリンターで作成した樹脂製型枠

この型枠は、三井化学(本社:東京都中央区)が開発した、3Dプリンター用のポリオレフィン系材料を使い、両社が共同開発した樹脂型枠と意匠性コンクリートの製造法によって作られました。

この特殊なポリオレフィン系材料は、一般的なポリオレフィンに比べて、3Dプリントしたときの反りが小さく、良好な形で造形できます。

その結果、型枠の設計自由度が高くなり、

これまでにない形状

のコンクリートを製造することができるのです。

この3Dプリンタ―製の樹脂型枠とコンクリート製品のサンプルは、2024年3月12日~15日、東京ビッグサイトで開催される第30回「建築・建材展2024に出展している鳥取県産業振興機構のブース(小間番号:AC6303)に展示されます。

ご興味のある方は、出掛けてみてはいかがでしょうか。

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