管理人のイエイリです。
セーフィー(本社:東京都品川区)のWEBカメラは、屋内外用や携帯用など様々なタイプがあり、クラウドサーバーに鮮明な映像を録画できるとあって、工事現場で多数、使われています。
同社はこのほど、このWEBカメラシステムと、データ解析用のAI(人工知能)エンジンを組み合わせて、
ナ、ナ、ナ、ナント、
交通量調査サービス
に乗り出したのです。(セーフィーのプレスリリースはこちら)
この交通量調査サービスは「Safie Traffic Survey」というもので、テスト販売からスタートしました。
多彩なラインアップがある同社のカメラと、データ解析用のAIエンジン、そしてセーフティーによるサポートを組み合わせたサービスです。
適切なカメラ選定や画角の調整から、AIの解析設定・精度の確保、データ解析用の映像切り出しと加工、そして解析結果の出力・変換までをワンパッケージとして提供します。
サービスには機器一式のレンタルとLTE通信、クラウド録画、調査計画書・調査報告書の納品が含まれていますが、AI解析ツール単体の提供は行っていません。
AIを活用する上で難しい部分の作業を、専任が代行することにより、調査実施者は簡単かつ迅速の交通量調査が行えます。
また、スピーディーに結果が得られるのも特徴で、ヒアリングから調査報告書の納品まで、
最短1カ月
で行うこともできるのです。
このサービスを利用することで、交通状況を考慮した土木工事の施工計画やイベント開催、工程の改善などが行えます。
交通量調査にかかる手間とコストが低減されるので、定常的に交通量をモニターし、施工計画を検証することもできそうです。
今後はテスト販売を開始した交通量調査だけでなく、人流解析などのメニューも拡張していく予定です。
交通量調査と言えば、以前は交差点に数人の調査員が朝から夜まで陣取り、カウンターを「カチカチ」鳴らしながら車両や歩行者を数えるのが一般的でしたが、最近はカメラやセンサーを使った自動化が進んできたようですね。