管理人のイエイリです。
気象情報サービス会社のウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区)の高性能気象IoTセンサー「ソラテナPro」は、直径約12.5cm、高さ約26.7cmとコンパクトなサイズながら、電源と接続するだけで、設置した場所の気温や湿度、雨量、風速など7つの気象データを1分ごとに観測し、クラウドに送信する機能を持っています。
そのデータは、現場付近のピンポイント天気予報や雨雲レーダーなどの情報とともに、「ウェザーニュース」アプリからスマートフォンやパソコンの画面で見られるので、建設現場での作業計画やゲリラ豪雨対策などに便利です。
このソラテナProに2024年11月6日、
ナ、ナ、ナ、ナント、
連続雨量の算出機能
が追加されたのです。(ウェザーニューズのプレスリリースはこちら)
現場で1回の連続雨量が50mmに達した場合、労働安全衛生法により、高所作業や足場の組み立てなどの屋外作業は中止の判断が求められます。
雨が降り始めたとき、ユーザーは「ソラテナPro」の観測データを監視することによって、作業中止の判断や対策など事前に準備しておくことができます。
今回、「ウェザーニュース」アプリには通知機能も追加され、「ソラテナPro」の設定画面でユーザーが連続雨量や平均風速などの値を設定しておくと、その値に達したとき、関係者にメールや
スマホへのプッシュ通知
で知らせてくれるようになりました。
天候に応じた作業続行か中止かの判断は、これまでベテラン職員のKKD(経験・勘・度胸)的な感覚で行われることもありましたが、「ソラテナPro」の通知に従ってデータドリブンな判断が行えれば、経験の浅い担当者でも災害や事故などを防ぐことができそうですね。
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