現場の進ちょく・濁水管理をIoT化! 西松、戸田、奥村が土木工事プラットフォームを拡張
2025年8月26日

管理人のイエイリです。

建設現場の情報をデータ化し、現場関係者間で共有することは、「移動のムダ」や「連絡のムダ」、「手待ちのムダ」などを削減し、効率化するために大きな力となります。

しかしシールドトンネルや道路・鉄道などの土木工事では、共有する情報が特殊だったり、現場が長大だったりして、市販の情報共有ツールが使いづらいこともあります。

そこで西松建設(本社:東京都港区)、戸田建設(本社:東京都中央区)、奥村組(本社:大阪市阿倍野区)の3社は、ネクストフィールド(本社:東京都渋谷区)が提供する「e-Stand」2024年3月に「土木工事プラットフォーム」を構築しました。

開発当初の機能は「シールドトンネル工事の振動レベル」や「地盤掘削による山留壁の変位」を収集、共有するものでしたが、このほど進化しました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

進ちょく状況と濁水処理

 

の新機能が追加されたのです。(西松建設のプレスリリースはこちら

進ちょく管理と濁水処理の新機能が加わった「土木工事プラットフォーム」の全体イメージ図(以下の資料:西松建設)

進ちょく管理と濁水処理の新機能が加わった「土木工事プラットフォーム」の全体イメージ図(以下の資料:西松建設)

今回、プラットフォームに追加されたのは「進捗Pro」と「濁水ウォッチャー」という2つのアプリです。

「進捗Pro」は、時間制約が厳しい道路占用工事や営業線内鉄道工事などで、計画工程に対する進ちょく度をリアルタイムに共有するものです。

作業場所と遠隔地にある発注者の事務所で、工事の進ちょく状況をスマートフォンなどで容易に打刻、閲覧することができ、工事を継続するかどうかの判断を迅速に行えます。

「進捗Pro」のイメージ図

「進捗Pro」のイメージ図

一方、「濁水ウォッチャー」は、工事現場から排出された濁水を処理する施設の排出値や薬剤の残量を遠隔地間で共有し、異常値が出たときはアラートで工事担当者に知らせるものです。

アナログのメーターでも、

 

OCRカメラで数値化

 

することで、データの自動共有ができます。

「濁水ウォッチャー」のイメージ図。アナログのメーターもOCRカメラで読み取り、自動的に数値データ化する

「濁水ウォッチャー」のイメージ図。アナログのメーターもOCRカメラで読み取り、自動的に数値データ化する

西松建設、戸田建設、奥村組の3社とネクストフィールドは、今後も各社で蓄積してきた施工ノウハウや熟練の現場監督がもつ現場管理の知識や感覚、現場情報を「IoT(モノのインターネット)」のように一元化して、土木工事プラットフォーム内のアプリケーションを拡充していく方針です。

また、このプラットフォームを他社にも積極的に展開し、遠隔監視による確認作業の省力化やアラート機能による早期のリスク検知ができるようにします。

(Visited 1 times, 1 visits today)

Translate »