管理人のイエイリです。
臨機応変な対応が求められる建設現場では、作業中に口頭での指示が行われることもよくあります。
現場で野帳などにメモをとり、後で議事録にして確認を求めるのは、施工管理者や職長にとって大きな負担ですね。また、記録を残しておかないと後で「言った、言わない」の古典的なトラブルにもなりかねません。
こうした現場での記録問題を解決できるのが、mocomoco(本社:東京都港区)が開発・提供する「mocoVoice」というクラウドサービスです。
現場での会話を録音し、クラウドにアップすると、
ナ、ナ、ナ、ナント、
AIが話者別に書き起こし
てくれるのです。(mocomocoのプレスリリースはこちら)
使い方は現場での録音・録画データを、WebブラウザーからmocoVoiceサイトにアップロードするだけです。するとAI(人工知能)が話者を認識して、テキスト化してくれます。
1時間分の音声なら最速3分で書き起こすことができ、声の特徴や話の文脈から最大12人の話者を識別します。その精度は90%以上です。
また、現場でよく出てくる専門用語や固有名詞を登録しておけば、現場特有の会話も正しくテキスト化してくれるので、議事録の作成や修正の手間を大幅に削減できます。
このほか、長時間の会話内容から、AIが
要点や決定事項
をまとめた議事録を生成することもできます。
これまで、同様の処理を行おうとすると、まず録音書き起こしクラウドサービスで話し声をそのままテキスト化し、それをChatGPTなどの生成AIに読み込ませて、「この会話には『○○』『△△』といった言葉が入っています」などの注意書きを入れたプロンプトで議事録化するという2段階の処理が必要でした。
その点、mocoVoiceは「オールインワンAI音声認識」と銘打っているだけあり、1つのシステムで書き起こしから議事録作成までを行ってくれるので、簡単に完成度の高い議事録が作れて、時短に役立ちそうですね。
今後は進行中の会議をリアルタイムで議事録化する機能や、建設業に特化した専門辞書の拡充、プロジェクト管理ツールなどとのAPI連携機能なども開発していくとのことです。
生成AIの進化によって、これまであまり使われていなかった「声」という情報が、直接、文書記録に残るようになることで、建設業の“雑用”は大幅に減っていきそうですね。
mocoVoiceの使用料は個人の場合1カ月4980円(税別)、法人の場合は30時間で2万円からとなっていますが、無料で7日間(個人)または14日間(法人)使い放題で試せるトライアルも行っています。建設業での議事録作成にお困りの方は一度、試してみてはいかがでしょうか。




















