Red Dot Drone Japanが豪州~大阪間でドローンの超遠隔操縦に成功! 大阪・関西万博でも観光企画に
2025年1月21日

管理人のイエイリです。

ドローン(無人機)は従来の目視可能な範囲での飛行から、目視外飛行へとその操作の範囲が拡大しつつあります。

そんな中、Red Dot Drone Japan(本社:大阪市住之江区)は、これまでの常識を越えた“超長距離”のドローン遠隔操縦に成功しました。

オーストラリアのメルボルンから、

ナ、ナ、ナ、ナント、

大阪市内のドローン

をリアルタイムに操縦したのです。(Red Dot Drone Japanのプレスリリースはこちら

オーストラリアのメルボルンと大阪間、約8000kmもの超長距離でドローンの遠隔操縦に成功した(地図:©Google Maps)

オーストラリアのメルボルンと大阪間、約8000kmもの超長距離でドローンの遠隔操縦に成功した(地図:©Google Maps)

メルボルン大学の操作室に集まった地元関係者たち。空から大阪の景色を楽しんだ(写真:Red Dot Drone Japan)

メルボルン大学の操作室に集まった地元関係者たち。空から大阪の景色を楽しんだ(写真:Red Dot Drone Japan)

ドローンが飛行したセレッソ大阪舞洲グラウンド。2面のグラウンドの間にあるスペースを拡大すると、上の写真のスクリーンに映っている部分が確認できる(地図:©Google Maps)

ドローンが飛行したセレッソ大阪舞洲グラウンド。2面のグラウンドの間にあるスペースを拡大すると、上の写真のスクリーンに映っている部分が確認できる(地図:©Google Maps)

この遠隔操縦は2024年12月に行われました。オーストラリアのメルボルン大学から、8117kmも離れた大阪市此花区のセレッソ大阪舞洲グラウンドにあるドローンを遠隔操縦したのです。その距離は8117kmもあります。

遠隔操作には、一般に販売されているドローンのほか、同社が開発した遠隔操縦アプリ「dQue」と電話回線、映像伝送システムを使用しました。

建設機械の世界では、数年前から国際間の遠隔操作が実現していますが、スピードの速いドローンでも同様なことができるとは驚きですね。

特に映像の遅延対策には、どんな技術が使われているのかが気になるところです。

ドローンの遠隔操作は、設備の遠隔管理や警備などに使われていますが、新たな用途として浮上しているのが、

ドローンによる遠隔旅行

です。

海外の観光名所や風光明媚な場所などにあるドローンを遠隔操縦することで、年齢に関係なく現地を空から訪問できるアトラクションです。

まるでフライトシミュレーターのリアル版ですね。これは大いに楽しめそうです。

Red Dot Drone Japanは2025年9月9日から9月15日の間、大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」で、「遠くにあるドローンを操縦して旅行体験してみよう!」という企画を実施します。ご興味のある方は、この期間に行ってみてはいかがでしょうか。

大阪・関西万博で実施されるドローンによる遠隔旅行企画(資料:Resona Mirai Colorのウェブサイトより)

大阪・関西万博で実施されるドローンによる遠隔旅行企画(資料:Resona Mirai Colorのウェブサイトより)

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