管理人のイエイリです。
工事現場での盗難や河川への不法投棄などを防止するため、遠隔制御できる監視カメラを取り付けたい場合があります。
しかし、電源や通信ケーブルの問題でなかなか設置できない場合もありますね。
古野電気(本社:兵庫県西宮市)は2025年4月、そんな場所にも手軽に設置できる簡易型クラウド遠隔監視カメラ「FWC」を発売しました。
現場に“置くだけ”で、
ナ、ナ、ナ、ナント、
配線なしで夜間撮影
までできるのです。(古野電気のプレスリリースはこちら)
その秘密はソーラーバッテリーと内蔵バッテリーにあります。従来の遠隔監視カメラは、大型のソーラーパネルと大容量のバッテリーが必要でしたが、この製品は省電力化を図ることで小型化を実現しました。
雨天や曇りが続いた場合でも、内蔵バッテリーで5分に1回の撮影を7日間以上行うことができます。
重さは約3kgと小型・軽量のため街路灯や既設の単管パイプなどに手軽に設置できます。防塵・防水性能は「IP66」です。
もう一つの特徴は、超高感度なことです。そのため暗い場所でもフラッシュや補助照明なしで、鮮明な写真を撮影できます。
そして、従来のWi-Fiよりも低消費電力で通信できる920MHz帯の「Wi-Fi HaLow」アクセスポイントや
LTE通信に対応
しており、パソコンやスマートフォンで専用閲覧サイトを通じて撮影画像を確認できます。
この製品は、国土交通省の簡易型河川監視カメラの仕様にも準拠しています。
遠隔地の現場を監視・記録したいときに、手軽に使えそうですね。
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