管理人のイエイリです。
Metaが開発・販売するスタンドアロン型のヘッドセット「Meta Quest 3」は、8万円ちょっとという手頃な価格で購入でき、VRゴーグルとして使えるほか、ARツールとしても使える複合現実(MR)対応機器です。
用途としては、没入感を味わえるゲームやエンターテインメントというイメージが強いですが、プロノハーツ(本社:長野県塩尻市)は建設分野で便利に使える「pronoDR+Draw」を開発し、2025年5月14日に発売しました。
2D CADの図面を、
ナ、ナ、ナ、ナント、
現場上に実寸大で表示
することができるのです。(プロノハーツのプレスリリースはこちら)
つまり、現場に設置する建材や機器の位置や周囲の通路などを、現場で“バーチャル墨出し”するような感覚で確かめることができるのです。
縮尺のある図面だとわかりづらかった現場でのスケール感を、施工前の段階で手軽に確認や検証が行えるわけですね。
線の色や図面の背景色は自由に変えられ、背景の透明度も3段階で切り替えることができます。
表示された図面に合わせて実物を置いてみることで、メジャーで測定することなく、
工事前の段取り確認
ができるので、作業負担が減ります。
もともと製造業向けに開発されたアプリですが、建設業でも「図面を実寸大で見る」というニーズに、大いに役立ちそうですね。
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