管理人のイエイリです。
メガソフト(本社:大阪市北区)と言えば、建築向けの「3Dマイホームデザイナー」や「3Dオフィスデザイナー」から、土木向けの「3D工事イラストワークス」、さらには警察向けの「交通事故見取図メーカー」など、様々な業務に使われる3DCGを、手軽に作れるソフトシリーズを開発・販売しています。
同シリーズの新製品として、同社は「土木工事4D ムービーメーカー」を開発しました。
「3D土木工事イラストワークス」と同様に、道路工事などで使われる建設機械や仮設材、舗装などのパーツが豊富に用意されており、これらを現場の平面図上に配置していくだけで、現場をリアルに表現できます。
それだけではありません。施工の一場面を3Dで表現するだけでなく、
ナ、ナ、ナ、ナント、
施工ステップや建機の動き
まで再現した4Dシミュレーション動画を作れるのです。(メガソフトのプレスリリースはこちら)
このソフトは国土交通省の「4次元モデル活用の手引き(案)」を参考に手早く現場状況を3D化し、各工程を動画で可視化できるように開発されました。
施工計画などの資料に動画を加えることで、作業内容や工程間のつながりを発注者や周辺住民に伝えやすくなり、早期の理解や協力を促す効果が期待できます。
そして土木工事と言えば、地形もリアルに表現する必要があります。そこで、現場の背景に、
点群やBIM/CIMデータ
も読み込めるようにしました。
気になるお値段ですが、メガソフトは2025年5月14日から30日間試用できる「土木工事4D ムービーメーカー β版」を無料公開しており、ユーザーに意見や要望をアンケートしています。それを踏まえて製品化するとのことです。気になる方は試してみてはいかがでしょうか。