管理人のイエイリです。
建設現場では様々な工種の作業が同時並行的に行われており、工程管理ソフトを使って工程を細かく管理することで「手待ちのムダ」などをなくし、全体の工期を短縮することができます。
しかし、工程管理ソフトに工種や作業の時期を入力する時は、図面や見積書などに書かれた作業内容や開始・終了の時期などを確認して、一つ一つの作業を入力する手間ひまがかかっていました。
そこでArent(本社:東京都港区)は大林組の協力を得て、工程管理ソフト「PROCOLLA」を開発し、オプライゾン(本社:東京都港区)を通じて発売しました。
直感的に使える入出力画面を採用し、ドラッグアンドドロップによる工程表の入力、複数人での同時編集と共有、柔軟な印刷などの機能を備え、だれでも直感的に使えて工程の変更や関係者との情報共有をスムーズに行えるようになっています。
さらに開発中の機能では、生成AI(人工知能)のチャット機能にCAD図面や見積書などの設計図書を読み込ませて、プロンプトで指示すると、
ナ、ナ、ナ、ナント、
AIが工程表を自動作成
してくれる機能もあります。(Arentのプレスリリースはこちら)
ソフト画面の右上には「AIアシスタント」というボタンがあり、これをクリックすると画面の右側にChatGPTのようなチャット画面が出てきます。
ここでCAD図面ファイルなどを読み込ませて、工程表の表示順や工種の分け方などをプロンプトで指示すると、AIがその条件に従って自動的に工程表のバーを引いてくれるのです。
まるで生成AIに資料を読み込ませて、文書レポートを作ってもらうのと同じような感覚で使えます。
また、工程が変更された時は、「電気工事の工程を1週間前倒し」といった指示をチャット画面で行うことで、AIが該当するバーチャート部分を探し出し、自動的に変更してくれます。
こうした機能は、Arentが自社製品にAI機能を統合する新戦略
「AIブースト戦略」
によるものです。(Arentのプレスリリースはこちら)
これまでのソフトは、メニュー画面からユーザーが機能を選んで実行したり、データを入力したりする必要がありました。
一方、AIブースト戦略では、人間に指示するようにチャット画面から言葉で指示してソフトを操作できるようにすることで、誰でも使えるソフトを目指しています。
AIブースト戦略の対象となるソフトは「PROCOLLA」のほか「Lightning BIM AI Agent」、「申請くんf」、「PlantStream AIDE」、「PlantStream AI Agent機能とAPI連携」となっています。
Arentと言えば、配筋BIMモデルを“爆速”で作成する「Lightning BIM」の開発で知られていますが、今後、生成AIで各ソフトを制御する機能が加わることで、誰もが簡単に建設DX(デジタル・トランスフォーメーション)のメリットを受けられるようになりそうですね。























