管理人のイエイリです。
住宅分野の積算は、なかなか骨の折れる仕事ですよね。 設計図はできているのに、そこから数量を拾い、Excelにまとめ、単価を当てはめ、設計変更が出ればまたやり直しです。
しかも最近は資材価格の変動も激しく、見積を早く出せないと受注競争に負けてしまう。とはいえ、積算はベテラン頼みで属人化しがち。
人手不足の中で「誰でも回せる積算体制」をどう作るか。ここが大きな課題になっています。
こんなお困りごとに応えて、福井コンピュータアーキテクト(本社:福井県坂井市)は、「ARCHITREND ONE 積算オプション」を開発し、2026年3月25日にリリースすることになりました。
その特徴は、ARCHITREND ZEROの単体運用に比べて、
ナ、ナ、ナ、ナント、
積算工数を最大80%削減
できることなのです。(福井コンピュータアーキテクトのプレスリリースはこちら)
「ARCHITREND ONE 積算オプション」は、同社の3D建築CADソフト「ARCHITREND ZERO」や住宅プレゼンソフト「ARCHITREND Modelio」データを活用し、CADを起動せずにダイレクトに積算できるクラウドサービスです。
同社によると従来は、積算用の属性を追加入力する必要がありましたが、このサービスを使うとCAD入力は不要になります。
操作面では、標準仕様やアップグレード仕様といったテンプレートを切り替えるだけで、複数パターンの見積を瞬時に算出可能。営業担当者が5分で見積書を作成することも可能です。
さらに、積算管理者と積算担当者の権限を分離でき、マスターの編集は管理者だけに限定できるため、価格の不用意な変更を防ぎ、適正価格を守れるようになっています。
拾い出し箇所は2D・3Dモデル上でハイライト表示され、どこを自動積算したのかが一目で分かります。図面変更があれば数量に反映され、しかも手修正部分は任意で保持可能なので、連動による拾い忘れは発生しません。
もう一つの注目点は、同社の建材カタログサイト「3Dカタログ.com」の
最新建材価格を自動反映
する点です。
単価の更新漏れがそのまま利益ブレにつながる時代に、価格変動リスクに即座に対応できるのは心強いですね。
「BIMはある。でも積算は楽にならない」という声もありました。今回のARCHITREND ONE 積算オプションは、その壁を越えようとする挑戦です。
積算を「専門技能の世界」から「チームで回せる業務」へとオープン化することは、人手不足の時代に頼もしい一手となりそうです。



















