水上離着陸も可!防水仕様の無人機、「HexH2o」が絶賛開発中
2014年12月24日

管理人のイエイリです。

複数のローターを備えた無人機(UAV)は、大小様々な機種が発売され、しかも安価です。

そのため、工事現場での空撮や土砂崩れ現場の調査、維持管理など、建設・防災の分野で様々な活用が始まっています。

ただ、心配なのは川や海などでの使用です。万一、不時着でもしたら貴重なUAVが壊れたり、回収不能になったりするからです。

こうした心配を解消するため、QUAD H2Oマルチローターズ社は、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

防水仕様のUAV

 

を開発、販売しています。

着水できる4ローターのUAV、「QuadH2o」(写真:QUAD H2Oマルチローターズ社。以下同じ)

着水できる4ローターのUAV、「QuadH2o」(写真:QUAD H2Oマルチローターズ社。以下同じ)

すでに空撮可能な「QuadH2o」という機種を開発し、完成品を929ドル、組み立てキットを849ドルで販売していますが、現在、在庫切れのようです。

そして同社はさらに高機能な6ローター、防水仕様のUAV「HexH2o」の製品化を急いでいます。

開発中の6ローターの防水仕様UAV「HexH2o」

開発中の6ローターの防水仕様UAV「HexH2o」

安定した写真が撮れるように、GoPro用のジンバルを搭載し、着水してカメラを下に向けると水中撮影もできるのです。そして、再度、離水することができます。

その流れを同社のプロモーションビデオで見てみました。

上空から降下中の「HexH2o」で撮影した映像。左下隅はUAVの位置(矢印)

上空から降下中の「HexH2o」で撮影した映像。左下隅はUAVの位置(矢印)

着水直後、水面を撮影

着水直後、水面を撮影

カメラを下に向けると水中撮影が可能

カメラを下に向けると水中撮影が可能

さざ波を立てながら水面から離陸

さざ波を立てながら水面から離陸

これがあると、河川工事や海岸工事などでも安心して空撮ができそうですね。

また、スピードも速く

 

水上バイクやモーターボート

 

などにも併走しながら飛行できるそうです。

バッテリーは2個搭載でき、1個の場合は約15分、2個の場合は約25分飛行できるとのこと。

現在、HexH2oは未発売で、価格も未定です。UAVはますます進化しそうですね。

HexH2oのプロモーションビデオ。着水から水中撮影、離水までの流れがわかります

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