管理人のイエイリです。
詳細構造用のBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフトとして定評のある「Tekla Structures」の最新版、「Tekla Structures 21」が3月12日、発売されました。
今回のバージョンアップの売り物は、「意匠や設備との先進的なコラボレーション」です。
BIMモデルのデータ交換用フォーマット「IFC」やAutoCADのデータ「DWG」、SketchUpのデータ「SKP」、MicroStationのデータ「DGN」を参照モデルとして取り込操作が簡単になったほか、
ナ、ナ、ナ、ナント、
Revit ArchitectureやMEP
SketchUp Proともデータ統合がスムーズになりました。
これで構造だけでなく、意匠や設備の設計者とも効率的なコラボレーションが行えるようになったのです。
また、3Dモデリングの作業では、補助線や補助円、参照点の作成や部材の配置操作を直感的に行えるようになり、材料の積算もモデルデータから正確に行えます。
そして、現場向けの機能も充実しました。北欧などの現場では、Tekla Structuresを使って工程ごとのコンクリート打設量を計算することもよく行われています。
コンクリート打ち継ぎ面の変更
操作を簡単に行えるようになったのです。
打ち継ぎ面の位置を変更しても、コンクリートの打設情報はモデルに引き継がれるので、施工時のBIMモデルを維持管理にも使えそうですね。
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