管理人のイエイリです。
新しい家具やカーテンなどを買いに行くとき、部屋の空きスペースや窓の大きさなどをメジャーで測り、略図を作っていくことがあります。
しかし、寸法を測り忘れていたり、どこを基準に測ったのかがわからなくなったりして、イライラすることもありますね。
そんな問題を、iPhoneを使ってサクッと解決してくれるアプリが登場しました。
台湾・台北市のコナリー・エンタープライズ社(智林企業股份有限公司)が開発した「iPin Spatial Ruler」というアプリです。
ナ、ナ、ナ、ナント、
直径7mmのレーザー距離計
をiPhoneに取り付け、写真上からいろいろな部分の長さを測ることができるのです。
例えば、iPhoneから向こうの壁までの奥行きを測るときは、レーザー光を壁に当て、その点をiPhone画面上の赤枠で囲んでボタンを押すだけです。
また、ドアやカーテンなどの高さや幅を測りたいときは、まず奥行き測定と同じようにレーザー光を当てて奥行きを測ります。
すると画面上に部屋の写真と三角形が表示されるので、三角形の各頂点を写真上の測りたい部分に合わせると、その辺の長さが表示されます。
頂点の位置合わせを正確にできるように、画面の右下には写真が拡大表示されるのできっちりと合わせることができます。
奥行きや高さなどの測定に使った写真には、レーザー距離計のデータが付いており、この写真をメールやSNSなどで他の人と共有したり、別の部分の寸法を測ったりすることも可能です。
3mまでの距離の場合、奥行き、長さともに
寸法の精度は±3%
とのことです。
寸法測定のキャリブレーション補正は、A4サイズの紙を使って簡単に行えるほか、レーザー距離計を正しい角度にセットするためにはiPhoneの水準器機能を使って行います。
気になるお値段ですが、同社のウェブサイトには価格は表示されていませんでした。工事現場でも便利に使えそうですね。