まるで要塞!セコムがドローン検知システムを発売
2016年1月19日

管理人のイエイリです。

建設業界では測量や施工管理などに、ドローン(無人機)の活用が増えています。その一方では、ドローンを悪用した犯罪の危険性も指摘されています。

そこでセコムは、重要施設などに侵入したドローンを自動的に検知し、リアルタイムにカメラで追跡・通知する「セコム・ドローン検知システム」を発売しました。

重要施設などに侵入するドローンをリアルタイムにカメラで追跡・通知する画面(以下の資料:セコム)

重要施設などに侵入するドローンをリアルタイムにカメラで追跡・通知する画面(以下の資料:セコム)

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

3種類のセンサー

 

を使ってドローン侵入を確実に知ることができるのです。

ドローン検知システムのイメージ図

ドローン検知システムのイメージ図

まず、ドローンが半径100m以内に近づいてきたときには、レーダーで検知して「侵入」と判断し、モニターににドローンの方向と距離を表示します。

第1段階でドローンを検知するレーダー。サイズは幅480mm×奥行325mm×高さ341.5mm

第1段階でドローンを検知するレーダー。サイズは幅480mm×奥行325mm×高さ341.5mm

同時に3D指向性マイクがレーダーで機影をとらえた方向の音を集音するとともに、レーダーに連動した近赤外線照明付きの高速パンチルトズームカメラが、ドローンのライブ映像を撮影します。

ドローンの音をとらえる3D指向性マイク。サイズは直径550mm×高さ225mm

ドローンの音をとらえる3D指向性マイク。サイズは直径550mm×高さ225mm

近赤外照明付き高速パンチルトズームカメラ。サイズは幅724mm×奥行478mm×高さ440mm

近赤外照明付き高速パンチルトズームカメラ。サイズは幅724mm×奥行478mm×高さ440mm

気になるお値段ですが、工事料金や保守料金は別で、

 

1システム4000万円~

 

(税別)とのことです。

小さなドローンの侵入を24時間、警戒するためには、人間の目視による警備では限界があります。まるで要塞の警戒システムのようですね。

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