管理人のイエイリです。
バーチャルリアリティー界の老舗企業、フォーラムエイトは、道路やまちづくりなどで使用するVRソフト「UC-win/Road」などを開発、販売で知られています。
これまではプロ向けのツールと思われてきたVRですが、来年は子どもたちの遊び道具や学習ツールになるかもしれません。
というのも、同社は2017年1月6日からTOKYO MXで
ナ、ナ、ナ、ナント、
子ども向けVR番組供
「パックン&河北麻友子のあつまれ!VRフレンズ」の提供を始めるからです。
この番組は、子どもたちがVRを楽しみながら学べる“エデュメント番組”として企画されたものです。
メーン出演者にパトリック・ハーラン氏と河北麻友子氏を起用し、パソコンとVRのほか、少しだけ英語も学べる番組を目指しています。
全12回のうち、1月6日の第1回は、「バーチャルリアリティーってなに?」というテーマで、子どもたちが実際に作ったVR作品も紹介します。
1月13日の第2回は「渋谷の街が遊園地に変身!」というテーマで回転木馬やジェットコースター、巨大観覧車などを配した夢の街の作り方などを紹介するようです。
しかし、VRソフトを果たして子どもたちが使えるのかと、心配する声も出そうですね。
でも大丈夫、フォーラムエイトは2年前から小中学生を対象にした「ジュニア・ソフトウェア・セミナー」を春、夏、冬の休み期間にこれまで7回も開催し、子どもたちにUC-win/Roadの使い方を教えて、様々な作品を作ってきた実績があるからです。
例えば、下の作品は、今年11月17日に東京・品川で行われたジュニア・ソフトウェア・セミナーの表彰式で最優秀の「ゴールドメダル」を獲得したものです。
スケール感にとらわれず、自由な発想で作ったVR作品には、
子どもらしく、のびのび
とした感じがありますね。中学生ともなると、大人顔負けの作品になります。
この番組を見て、まちづくりや建築・土木に興味を持つ子どもが増えてくれるとうれしいですね。どんな番組になるのか、楽しみです。