管理人のイエイリです。
昨年秋、スマートフォンのiPhoneやタブレット端末のiPadで使えるフリーの汎用CAD「AutoCAD WS」が公開されました。
機能はかなり制限されていますが、あのAutoCADの図面をクラウド上のサーバーに入れておき、どこでも見たり、編集したりできるのは衝撃的でした。
4月20日、AutoCAD WSはさらに進化し、
ナ、ナ、ナ、ナント、
アンドロイド版が登場
したのです。
様々な端末で使えるアンドロイド版のAutoCAD WS |
AutoCAD WSを実演するオートデスクの伊勢崎俊明さん(写真はiPhone端末を使用) |
アンドロイド版のAutoCAD WSはAndroid Marketから無償でダウンロードでき、Android 2.1以上のOSを搭載したスマートフォンやタブレット端末などで使えます。(iPhone、iPad用はアップルストアで)
アンドロイド版の端末には、防水・防塵タイプ製品も出ていますので、屋外の現場でも使いやすくなりそうですね。
また、これまで、図面データはAmazonのサーバーに格納する仕組みになっていましたが、製造業のユーザーからの要望で、「WebDAV」というプロトコルに対応した各社のオンラインストレージサーバーに接続できるようになりました。
外部ストレージサービスとの接続イメージ。Autodesk BuzzsawやDropboxなども使える |
アンドロイド版ならではの機能としては、
音声入力による文字記入
ツールの利用ができるらしいです(Android 2.2以上で音声入力に対応している機種)。
現場の仕上げ検査などで、音声で修正を要する個所などに、音声入力で注釈を入れられたりすると、作業能率も上がりそうですね。
皆さんの現場ではAutoCAD WSは使えそうでしょうか。実際に活用している方や、面白い使い方のアイデアがある方は、ぜひ、メールやツイッター、facebook、または問い合わせフォームでお知らせください。お待ちしています!