管理人のイエイリです。
昨日は宮城県以南の太平洋岸地域で最高気温が30℃を超える真夏日となり、暑さも本格化してきました。
節電対策の必要はありますが、工事現場の最前線などでは、作業員や技術者の健康のためにも、快適に休憩や睡眠がとれる場所もいりますね。
本日(6/23)、太陽工業は、そんな場所にぴったりの寝具「パーソナル クールシュラフ」を開発しました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
寝袋に冷房装置
を取り付けたものなのです!
200ワットの電力で稼働する冷房寝具「パーソナル クールシュラフ」(写真:太陽工業) |
冷房する範囲を人の周囲のみに限定することで、冷房空間を0.3m3と最小限にしたものです。その結果、消費電力は最大でわずか200ワットとなり、一般家庭用エアコン(12畳用)の約6分の1で済みます。
シュラフの内部は2重構造となっており、温度と湿度をコントロールした空気が循環します。そのため冷気が直接身体に当たらず、「ひんやりとした肌ざわり」を提供します。
「パーソナル クールシュラフ」の内部構造(写真:太陽工業) |
冷却ユニットは家庭用エアコンの室外機を内蔵し、工事は不要です。
100V電源のない場所では、
オプションのバッテリー
を使うことで、最大6時間稼働できます。
収納時(上)と使用時(下)(写真:太陽工業) |
気になるお値段は、本体が42万円(税込み)です。既に東日本大震災の復旧支援用として福島県内で使われているとのこと。同社では宿直勤務を要する職種の仮眠用や、暑さで耐力を消耗した人の休憩用として、初年度500基の販売を目指しています。
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