管理人のイエイリです。
工事現場で使うデジタルカメラは、頑丈さや防水性などタフな性能が要求されます。これまでもオリンパスイメージングの「TG-810工一郎」やリコーの「G700」など工事現場用として作られたデジカメのほか、アウトドア用として各社からタフなデジカメが発売されています。
9月8日、ニコンイメージングジャパンからもタフなデジカメ「COOLPIX AW100」が発売されることになりました。
ナ、ナ、ナ、ナント、防水、耐衝撃、耐寒仕様を持つデジカメは、
ニコン初の製品
なのです。
ニコンデジタルカメラ初となる防水、耐衝撃、耐寒仕様のタフカメラ「COOLPIX AW100」(写真・資料:ニコンイメージングジャパン。以下同じ) |
マリンスポーツやトレッキング、スキーなど、アウトドアスポーツでの使用を想定して開発されたもので、水深約10mの防水、約1.5mの耐衝撃、約-10℃の耐寒機能を備えています。
ほこりなどに対する「防じん性」は特に盛り込まれていないようですが、過酷な環境下での撮影にも耐える仕様なので、工事現場でもある程度、使えそうですね。
最近のデジカメらしく、高性能のGPSや電子コンパス機能も搭載しており、撮影時の位置情報を記録して、液晶モニター上の世界地図に表示できます。
また、撮影していないときや電源OFFの状態でも、位置情報を取得して、移動ルートを記録することができます。
内蔵地図の表示イメージ(左)と電子コンパスの表示イメージ(右). |
手袋をしているときに使いやすいように、ボディー側面には「アクションボタン」が備えてあります。このボタンを押しながら、上下や前後に
カメラを振る
ことにより、撮影モードの選択や動画撮影、地図表示ができるようになっています。
アクションボタンを使った操作の例 |
このほか、面白いのは「かんたんパノラマ」機能です。標準(180°)とワイド(360°)のパノラマ写真を撮影できるので、現場周辺や部屋の内部を記録するのに便利に使えそうですね。
かんたんパノラマ機能で撮影した写真のイメージ |