世界初!バッテリー駆動のモバイル複合機が登場
2012年6月25日

管理人のイエイリです。

出張先などで書類を印刷したいときや、資料をスキャンしてメールで送りたいとき、キンコーズのような出力センターは便利ですね。建設業のように、現場が市街地から離れた場所では、セブンイレブンなどのコンビニに置いてある複合機を使って印刷やスキャンを行う方法もあります。

しかし、これからは複合機を置いてある店を調べて訪ねていく手間はなくなりそうです。というのも、7月下旬、日本ヒューレット・パッカードが

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

世界初(*)のモバイル複合機

 

を発売するからなのです。(*) 2012年6月20日現在。日本HP調べ。

HP Officejet 150 Mobile AiO」という機種で、A4サイズのカラープリンターとカラースキャナーを内蔵しています。そのため1台で印刷、スキャン、コピーの作業を行えます。

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世界初のモバイル複合機「HP Officejet 150 Mobile AiO」(写真:日本ヒューレット・パッカード。以下同じ)

大きさは幅350mm ×奥行き171mm ×高さ90mm(収納時)で重量は約3.1kg、内蔵バッテリーで駆動します。バッテリーはA4サイズの書類を最大約500枚も印刷できるほどの容量を持っており、ACアダプターは日本HPのノートブックPCと互換性があります。

操作は2.36インチのカラータッチスクリーンで直感的に行えます。また、インターフェースにはUSBとSD/MMCメモリカードスロットのほか、Bluetoothを内蔵してます。パソコンを起動しなくてもUSBメモリーなどからのダイレクトプリントや、スキャンデータのメモリーカードへの保存もできるので便利ですね。

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コンパクトな筐体に搭載された多彩な機能

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インクカートリッジ(左)と2.36インチのカラータッチスクリーン(右)
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収納時の前面
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収納時の上面

モバイル複合機というと、何枚印刷できるのかが気になりますが、搭載されたインクカートリッジで約560枚のカラー印刷が可能です。もし、インクが切れかかっても、

 

バックアップ印刷機能

 

というものが用意されています。

もし、黒インクがなくなった場合にはカラーインクを合成して黒っぽい色で印刷し、カラーインクがなくなった場合には黒インクでグレースケール印刷によって柔軟に印刷を継続できるようになっています。インクのコストはA4カラーの場合で、1枚約13.1円です。

気になるお値段ですが、同社の直販サイト「HP Directplus」で3万6960円(税込み)とのこと。この1台があれば、出張先や移動中のクルマが本格的なオフィスに変身しそうですね。

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