管理人のイエイリです。
災害時に備えて乾電池を備蓄しておくと、自然放電によっていざというとき、使えないこともあります。かといって、時々、非常袋をチェックして電池を取り換える作業も怠りがちになりますね。
そこでグリーンハウスは、自然放電の心配がない画期的な電源を内蔵したLEDランタン「GH-LED10WBW」を発売しました。
電源となるのは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
塩水と金属棒だけ
なのです。
ランタンの本体にはマグネシウムを含んだ金属棒が装着されており、いざというときに塩水を注ぐとマグネシウムが溶け出します。
そのとき、金属棒からイオンが溶け出して移動することで電気が発生するという仕組みです。イオン化傾向の大きなマグネシウムはアルミニウムより溶けやすく、その時、発生する電流でLEDを発光させることができるのですね。
LEDは10灯付いており、塩水を約8時間ごとに取り替えると約120時間も発光し続けます。金属棒は消耗品で、使用後は別売りの金属棒と交換すると再び120時間使えます。
塩水と金属棒を電源とするLEDランタン(写真・資料:グリーンハウス。以下同じ) |
使用方法(左)と発光の原理 |
塩水の濃度は水350ccに対して塩16gが目安です(塩分濃度3~5%)。海水でも発電することができます。
さらに素晴らしいのは、
USB機器を充電できる
ことです。
ただし、電流値は約40mAのため、スマートフォンのように高い電流値を必要とする機器には充電できません。
気になるお値段は、オンラインショップでLEDランタンが3980円(税込み)、取り換え用の金属棒が980円(同)となっています。
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