管理人のイエイリです。
VR(仮想空間)に人々が集まり、コミュニケーションが行える「メタバース」が、普通のスマホでも楽しめるようになってきました。
そうなるとコミュニケーションの場となる建物の方も、ユニークなものがほしくなってきますね。
そこで2023年7月に、メタバースプラットフォーム「cluster」を使って、ユニークでオリジナリティーあふれる「おもしろ一軒家」のデザインを競うコンテストが開催されることになり、3月5日に作品募集が始まりました。
このコンテストを主催するのは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
テレビ朝日
の番組「新世界 メタバースTV!!」なのです。(テレビ朝日のプレスリリースはこちら)
このコンテストは、テレビ朝日とclusterがコラボして開催するもので、初心者向けの「ワールドクラフト部門」と、本格派向けの「オリジナルクリエイト部門」の2部門が設けられます。
「ワールドクラフト部門」は、スマートフォンやタブレットを使って、clusterのワールドクラフト機能に用意されている既存のアイテムを組み合わせて作品を作ります。
一方、「オリジナルクリエイト部門」は3DモデルやUnityなどを使って、細部やクオリティーにこだわった作品を競います。
作品の応募締め切りは、5月7日です。応募方法の詳細は、「メタバース一軒家コンテスト」公式サイトをご覧ください。
賞金総額は100万円で、グランプリ1人には賞金50万円、優秀賞9人には賞金5万円が贈られます。特別賞には、自分でモーションキャプチャーを取れるソニーのmocopiやゲーム機Nintendo Switchなどがプレゼントされます。参加賞はアバター用のデジタルアクセサリーがもらえますよ。
審査員は、「メタバースTV!!」で司会を務める関智一さんとぺこぱのお2人のほか、VRや3DCGを題材にした動画が人気の“バーチャル双子YouTuber”、おめがシスターズや、クラスターCEOの加藤直人さんなど、豪華メンバーが務めます。
コンテストの結果は、
2023年7月に放送
される「新世界 メタバースTV !!」で発表される予定です。
建築界では、「メタバース」という言葉が使われていなかった時代から、VR(仮想現実)空間上で類似のコンテストが実施されてきました。
例えば、2018年の「第0回 VR建築コンテスト」(2018年12月17日の記事参照)や、「VRミートアップ三重 番外編『#BIM01』」(2020年5月28日の記事参照)、2020年の「仮想万博2020」(2020年8月7日の記事参照)などです。
当時はプロのVR関係者を中心としたイベントでしたが、今回は一般視聴者が応募できるほど、敷居が下がってきました。
BIMやVRの世界で活躍中の皆さま、ぜひ「オリジナルクリエイト部門」に参加して、その技を世の中に示してみてはいかがでしょうか。