管理人のイエイリです。
野原グループ(本社:東京都新宿区)は、建設工程にかかわる各社をBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)データでつなぎ、建設サプライチェーンの効率化を実現する「BuildApp」というネットソリューションを展開しています。
その情報発信を担う「BuildApp News」サイトにこのほど、「現場の『ミカタ』が変わる?!」という新コンテンツが掲載されました。
その中身は、
ナ、ナ、ナ、ナント、
建設DXマンガ
だったのです。(野原グループのプレスリリースはこちら)
同社が2024年1月に、全国の現場監督や所長を対象に行った調査では、建設業の時間外労働時間に上限が設けられる「2024年問題」によって、「適正工期の見直しは難しいため、働き方はかえって厳しくなる」と回答した人が4割にも上りました。
一方、30代の回答者を中心に、現場の効率の悪さや手戻りの対策としてBIMを使いこなしたいと思っている人が増えていることもわかりました。
マンガでは、人手不足に悩む現場に、突如、戦国時代の忍者「おやき」が表れ、「分身の術」を使って現場を助けるが限界に。そこで隣の現場にBIM使いの別の忍者がいて、現場の様々なお困りごとを「建設DX」の力で解決していくストーリーが描かれています。
その中には、「フロントローディング」や「BIMの仕組み」、「遠隔臨場」などのキーワードも分かりやすく紹介されています。
そしてBIMや建設DXを推進する人にとってありがたいのは、社内の資料として、
無料で二次利用
できることです。
このマンガは、2024年7月5日現在、第1話「エピソード0」、第2話「建設業界“新”時代」、第3話「内装工事“新”時代」が公開されており、今後もコンテンツが追加されるようです。
2024年問題を解決するためには、社内の関係者全員がクラウドやBIM、ロボット・AI(人工知能)などのITを駆使して、「早く帰る」ことが求められます。こうした全員参加型DXの取り組みを行う上で、貴重なマンガコンテンツになりそうですね。