家キャラがスマホで報告!クラウド型電力管理が面白くなった
2012年12月5日

管理人のイエイリです。

太陽光発電パネルによる発電量や売電量、家庭での使用電力量などを「見える化」し、節電を促してくれるクラウドシステムが各社から提供されています。

これまではウェブブラウザーやスマホなどで、各種グラフを確認するという、ごくまじめなシステムでしたが、NTTスマイルエナジーは、同社の社名が象徴するように、電力監視結果を面白おかしく報告してくれるスマホ用アプリ「イエコエ」を開発しました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

“家”キャラがおしゃべり

 

するように、今日の電力使用についての報告をしてくれるのです。スマホはiPhoneまたはAndroidに対応しています。

NTTスマイルエナジーさんの本社は大阪市中央区です。さすが、関西の会社が作ったシステムは面白いセンスにあふれてますね。

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「イエコエ」の6人の専門“家”キャラクター(資料:NTTスマイルエナジー。以下同じ)

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“家”キャラの報告例
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イエコエのロゴも用意されている

イエコエのキャラクターとして6人の専門“家”たちは「節約家」「愛妻家」「歴史家」といった性格を持っており、それぞれのキャラを生かしていろいろな口調や表情で、“家”の気持ちを伝えてくれます。

無味乾燥なグラフを見て、数字を確認するだけだと、飽きてしまいそうですが、こんなキャラが面白く毎日電力の状態を報告してくれると、節電も長続きしそうですね。

“家”は寝たり起きたりするそうですので、ひと昔前にはやった「たまごっち」的な愛着も生まれそうです。

イエコエは、NTTスマイルエナジーが提供する太陽光発電システム専用クラウドサービス「エコめがね」のユーザーが利用でき、ユーザー同士なら他2軒までの家の様子を見ることができます。

こうした手法は、ビルのBEMS(ビルエネルギー管理システム)などにも利用できそうですね。

例えば、「社長、どこそこの部署はいつも

  

冷房の温度下げすぎ

 

でっせ」というように、普段のグラフだけでなく、「チクリ機能」をつけておくことで、管理のポイントもつかみやすくなるかもしれません。

イエコエは、2012年12月5日(水)~12月7日(金)、千葉・幕張メッセで開催される展示会「PV Japan2012」に出展されます。またアプリは同12月12日からPlayストア、iTunesストアで提供されます。

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