管理人のイエイリです。
スマートハウスやHEMS(住宅エネルギー管理システム)などの普及で、電動式の建具や住宅設備が増えつつあります。
その障害となるのが電源などの配線工事です。特に設備などを後付けする場合、配線の手間がかかるだけでなく、壁などに取り付けた配線が建物の美観を損ねることもありがちですね。
三和シャッター工業は、電動なのに配線工事がいらない窓シャッターの新製品を本日(12/25)、発売することになりました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
太陽光エネルギーで開閉
する業界初の製品なのです。
太陽エネルギーで開閉する「マドモア スクリーンS ソーラータイプ」。赤枠内がソーラーパネル(写真・資料:三和シャッター工業。以下同じ) |
「マドモア スクリーンS ソーラータイプ」という製品で、戸建住宅用窓シャッター「マドモア スクリーンS」のケースにソーラーパネルを取り付け、太陽光発電の電気だけを使ってシャッターを開閉できます。
毎日の電気代が不要になるのはもちろん、電波式リモコンを標準装備しているので屋外・屋内の配線工事は必要ありません。
そのため、従来の電動タイプに比べて工期の短縮と、配線のないすっきりした仕上がりになります。特に後付けには最適になっています。
製品の特徴 |
太陽光発電を電源に利用しているというと、曇りの日はちゃんと動くのかが心配ですが、ニッケル水素充電池を搭載しているため、
曇りや雨天が5日間続いても
動作可能です。
1年を通じて正午前後に1日3時間以上、日が当たる場所であれば設置可能です。またサイズは幅760~3040mm、高さ700~2500mmとなっています。
気になるお値段は20万1600円(税込み。工事費等は別途)とのこと。
屋外に設置する設備に太陽光発電と無線リモコンを取り付けることで、住宅や現場管理用の設備や機器を簡単に電動化できそうですね。