管理人のイエイリです。
最近、テレビ(TV)会議システムを備えているオフィスが増えてきました。国内や海外の離れた本店や支店間で話し合ったり、意思決定したりするのに便利ですね。画像も高画質で、まるで画面のすぐ向こうに相手がいるようにリアルなコミュニケーションが図れます。
パナソニック システムソリューションズ ジャパンは、このTV会議システム屋外に持ち出すことができる「可搬型 コミュニケーションパッケージシステム」を本年12月14日に発売しました。
パナソニック システムネットワークス製のフルハイビジョン画質のTV会議システム「HD映像コミュニケーションユニット」(以下、HDコム)を防水・防じん性に優れたハードケースに収納したもので、
ナ、ナ、ナ、ナント、
工事現場や災害現場から
TV会議に参加できるものなのです。
「可搬型 コミュニケーションパッケージシステム」の内容(写真・資料:パナソニック。以下同じ) |
避難所から災害対策本部とつないで使用するイメージ |
ケースの中にはテレビ会議システムの本体やマイク、ビデオカメラ、19型モニターのほかポータブル電源が内蔵されており、AC100V電源やクルマ用のDC12Vシガーライターで充電することができます。もし停電したときには、内蔵バッテリーで1時間動作(AC電源で約3.5時間充電)させることが可能です。
ハードケースは「あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない」「粉じんが中に入らない」レベルのIP66対応の防水性、防じん性を持っています。
通信機能としては、有線LAN、無線LANや無線公衆網の「WiMAX」が使えるほか、アンテナ用の同軸ケーブルを使って、
2km先までLANを引ける
ようになっているのが特徴です。
停電でLANが動作していない場合やLAN設備のない現場などでもすぐに使えるのが強みですね。同軸ケーブル用LANコンバーターの子機も、含まれています。
充実した通信機能 |
同軸LANコンバーターによる接続例 |
有線LANによる接続例 |
無線LANやWiMAXによる接続例 |
このシステムがあれば、工事現場や災害現場の最前線からリアルな映像でTV会議に参加し、本部の専門家の意見を聞いたり、迅速な意思決定を行ったりするのに、大いに役立ちそうですね。