2012年の人気No.1は、やはりフリーソフトの記事だった
2013年1月7日

管理人のイエイリです。


新年あけましておめでとうございます。


今年も「建設ITワールド」をよろしくお願いします。


2010年4月にスタートした当サイトは、アクセス数は当初の約3倍、メルマガ購読者数は当初の4倍以上になりました。皆様のご愛顧を、心から感謝いたします。


昨年も国内外のBIMやCIMなどをはじめとする建設ITの情報を当サイトで発信してきました。では昨年の記事で何が好評だったのかを振り返ってみるべく、ログ解析を行ってみました。


その結果、ダントツで人気記事1位だったのは、


ナ、ナ、ナ、ナント、iPhoneやiPadで部屋の角などを“撮る”だけで、


 


間取り図を自動作成


 


する無料アプリを紹介した記事だったのです。記事を掲載したのは昨年の4月24日でしたが、その後も検索エンジン経由でのアクセスが多い「ロングセラー」の記事になっていたことが1位に輝いた要因でしょう。


フリーソフトの記事は人気があります。3位はオートデスクのフリーソフト「123D Catch」を私が試してみた記事でした。私が何かを試す記事というのは、大抵、ネタ切れの時で苦しまぎれに書くことが多いのですが、意外な人気でしたので、今後も取り組んでいきたいと思います。


ちなみに、前年の1位は姉妹ソフト「123D」を紹介した記事でした。123Dシリーズの人気がアクセス数からも裏付けられた感じです。


また9位にはオートデスクがiPad用に開発した「FormIt」というフリーの3次元デザインアプリの記事がランクインしました。


上位にランクインした記事には意外なものもありました。2位は大手設備会社の新菱冷熱工業が行っている新入社員向けのBIM教育についての記事でした。大人数の新入社員を対象に、長期間かけて本格的なBIM教育を行っている同社のユニークな人材育成法が注目を浴びたものでしょう。


そして4位も超意外な記事がランクインしました。フォーラムエイトの「UC-win/FRAME(3D)」という構造解析ソフトの記事です。「サクセスストーリー」というPR記事のコーナーに掲載したものですが、「平成24年の道路橋示方書改訂」というキーワードから、検索エンジン経由で多くのアクセスを集めました。

































































第1位★iPadやiPhoneで撮るだけ!間取り図を自動作成する無料アプリ
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第2位★まるでBuild Live状態!新菱冷熱工業の新入社員がBIM特訓
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第3位★失敗例も大公開!「123D Catch」でいろんな写真を3D化してみた
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第4位★平成24年の道路橋示方書改訂にいち早く対応

     UC-win/FRAME(3D)Ver.6がリリース(フォーラムエイト)
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第5位★iPadを「タフ」化!防塵、耐衝撃性を備えた防水ケースが大人気
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第6位★土木もBIMで!「建設CALS」の反省と未来を熱く語った国交省幹部
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第7位★施工をフロントローディング!清水建設千葉支店のBIM活用術
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第8位★補助金10万円の追い風!東芝グループがHEMS事業を強化
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第9位★BIMとも直結!オートデスクが「SketchUpライク」なフリーソフトを開発
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第10位★間違いだらけのタブレット活用!大成建設の田辺要平氏に直撃
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タブレット端末の記事も人気がありました。5位にランクインしたのは、iPadに防水・防じん・耐衝撃性を付加する頑丈なケースを紹介した記事でした。また、10位には大成建設が開発した現場向けのiPadアプリ「フィールドパッド」について同社の田辺要平氏に直撃インタビューした記事が入りました。


また、2011年の東日本大震災をきっかけに、住宅メーカーなどがスマートハウスを続々と発売していることを反映してか、スマートハウスの心臓部とも言える「HEMS(住宅用エネルギー管理システム)」事業を東芝グループが強化しているという記事も8位に入りました。


そして注目すべきは日ごろ、多くのアクセスを集めるBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)関係の記事がどうなっているかです。BIMについて正面から取り上げたものとしては、唯一、清水建設千葉支店での施工段階におけるBIM活用を紹介した記事が7位に入りました。


“土木のBIM”ことCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)も負けてはいません。6位には当時の国土交通省技監である佐藤直良氏がCIMについて熱く語ったセミナーの記事が堂々、ランクインしています。


佐藤氏は昨年9月に、


ナ、ナ、ナ、ナント、


 


国交省の事務次官に就任


 


し、今やCIMをトップダウンで導入する立場になっているのです。


この記事では、技監当時の佐藤氏がCIMについて語る貴重な写真も掲載されています。


「建設ITワールド」では、今年もさらにパワーアップして建設ITに関する情報発信に努めていきたいと思います。今年もよろしくお願いします。

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