待望のAndroid版も!現場で図面が見られる「Vectorworks ノマド 2.0」
2013年4月15日

管理人のイエイリです。

ファストフード店や喫茶店といった会社のオフィスや自宅以外の場所で、パソコンやタブレット端末を使って仕事する人のことを「ノマドワーカー」と言います。ノマド(nomad)とは遊牧民を意味します。

最近はタブレット端末や現場用パソコンの普及とともに、建設業も施工管理や設計監理など現場で仕事する人がノマドワーカーになりつつあります。

エーアンドエーでは、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフト「Vectorworks」などを使ったノマドワークを効率化するクラウドサービス「Vectorworks クラウドサービス」を提供しています。

このサービスはクラウドサーバーに保存したPDF化した図面やCGなどの文書を、タブレット端末で見られるものです。

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「Vectorworks クラウドサービス」のイメージ(資料:エーアンドエー。以下同じ)

同社はこのサービスをタブレット端末で使うための専用アプリの最新版「Vectorworks ノマド 2.0」を4月9日にリリースしました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

赤ペンや計測機能が強化

 

されているのです。

新しい「採寸」ツールでは、図面上で角度やパスの総延長を計測できるようになったほか、「注釈」ツールの赤ペン機能ではフリーハンドのほか文字、四角形、線、円を図面やCGの上に記入できます。

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赤ペンツール(左)、採寸ツール(中央)、図面のサムネール表示(右)

このほか、クラウドとタブレット端末の同期状況を確認する機能や、ファイルの階層表示、サイドバーパレットでのPDFファイルのプレビュー表示やページ移動も簡単にできるようになりました。

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サイドバーパレット機能(左)。ファイルの同期状況表示(右)

以前はiPhoneやiPadでしか使えませんでしたが、今回のバージョンでは、

 

待望のAndroid版も登場

 

しました。

図面やCG、文書などをクラウドと連携させておくことで、建設業のノマドワークも一段と便利になりそうですね。

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ノマドワークのイメージ。こんな場所でもクラウドの図面やCGが見られると、仕事がはかどりそうです(写真:家入龍太)

なお、Vectorworks クラウドサービスやVectorworks ノマド 2.0は、同社の「Vectorworksサービスセレクト」のユーザー向けに提供されます。エーアンドエーでは、今回のバージョンアップを記念して6月20日までに「サービスセレクト」を契約した人から抽選で210人にiPad miniやNexus 7などの豪華賞品が当たるキャンペーンを実施するそうです。

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