管理人のイエイリです。
日本の空調機器は、その性能のよさで海外でも定評を集めています。
その一角を占める三菱電機は、欧州での空調冷熱事業拡大を行うため、
ナ、ナ、ナ、ナント、英国の
スコットランドに評価施設
を建設したのです。
この施設は空調冷熱機器の生産20周年を迎えるスコットランドの現地法人、三菱電機エア・コンディショニング・システムズ・ヨーロッパ(以下、M-ACE)が建設したものです。
スコットランドに建設された「住宅型空調冷熱システム評価施設」。左右が評価施設で中央が制御室(写真:三菱電機) |
英国の標準的な一戸建て住宅仕様の2階建て住宅2棟(各3部屋)を評価室とし、空調仕様としては別々の温水型暖房施設(ガスボイラーまたはヒートポンプ)が設置されています。
驚くべきは、2棟合計で温湿度と機器運転状況のデータを取るため
ナ、ナ、ナ、ナント、
1400個のセンサー
が設置されていることです。
これだけの数があれば、相当、精密なデータが収集できそうですね。
三菱電機はサーバールームの空調などで熱流体解析(CFD)の技術も、かなり蓄積されています。
CFD解析の結果を、この評価施設で得たデータで調整すると、CFDの解析精度もかなりアップしそうですね。
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