センサー1400個!三菱電機が英国に空調評価施設を建設
2013年7月18日

管理人のイエイリです。

日本の空調機器は、その性能のよさで海外でも定評を集めています。

その一角を占める三菱電機は、欧州での空調冷熱事業拡大を行うため、

ナ、ナ、ナ、ナント、英国の

 

スコットランドに評価施設

 

を建設したのです。

この施設は空調冷熱機器の生産20周年を迎えるスコットランドの現地法人、三菱電機エア・コンディショニング・システムズ・ヨーロッパ(以下、M-ACE)が建設したものです。

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スコットランドに建設された「住宅型空調冷熱システム評価施設」。左右が評価施設で中央が制御室(写真:三菱電機)

英国の標準的な一戸建て住宅仕様の2階建て住宅2棟(各3部屋)を評価室とし、空調仕様としては別々の温水型暖房施設(ガスボイラーまたはヒートポンプ)が設置されています。

驚くべきは、2棟合計で温湿度と機器運転状況のデータを取るため

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

1400個のセンサー

 

が設置されていることです。

これだけの数があれば、相当、精密なデータが収集できそうですね。

三菱電機はサーバールームの空調などで熱流体解析(CFD)の技術も、かなり蓄積されています。

CFD解析の結果を、この評価施設で得たデータで調整すると、CFDの解析精度もかなりアップしそうですね。

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