管理人のイエイリです。
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)の普及に伴い、現場を3Dレーザースキャナーで計測したり、BIM/CIMのモデルを3Dマシンコントロールと連携させて現場を造成したりするニーズが高まっています。
こうした流れに対応して、福島県西郷村にあるトプコンソキアポジショニングジャパンの「白河トレーニングセンタ」がリニューアルオープンし、9月24日にセレモニーが行われました。
40人が学べる教室のほか、校庭には130m×40mの“現場”が設けられ、
ナ、ナ、ナ、ナント、
3Dマシンコントロール
や3Dマシンガイダンスなどによる施工、3Dレーザースキャナーによる測量など、情報化施工を工事現場さながらに実習できるのです。
これらの施設や機器、建機を使った研修プログラムとしては情報化施工研修会や測量機器の製品講習会、業界動向や最新情報の実演デモ付きセミナー、そしてトプコングループのセールス担当者向けセミナーなどが用意されています。
いわば、BIM/CIMの活用で測量や施工の手戻りを防ぐのに必要な
“情物一致”
のスキルを身につけるためのトレーニングの場と言えそうです。
当日は現場での重機や施工の進ちょく状況、作業員の動きなどがタブレット端末やスマートフォンなどでリアルタイムで確認できる「sitelink3D」という日本未発売のシステムもお披露目されました。
白河トレーニングセンタは、様々な技術やシステムを現場導入前にテストする場としての活躍も期待できそうですね。
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