管理人のイエイリです。
わが家で過ごす1日は、朝の目覚めから始まり、新聞を読む、家事をする、ホームシアターで映画を見る、家族で団らんする、そして疲れをいやすため眠りにつく、と様々なシーンがあります。
こうしたシーンに対応する照明も、スイッチ1つのオンオフだけだと最適とは言えず、様々なライトを最適な明るさに調整したいものですね。
こんな照明にこだわるライフスタイルを実現したい人のために、ローム(本社:京都市)は家中の照明を生活シーンに応じて自動制御できるシステム「ローム・スマートライティング・システム(ROHM Smart Lighting System)」を9月から発売することになりました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
スマホと無線で
最大32種類のシーンに応じた照明に切り替えることができるのです。
照明機器にはHEMS(住宅用エネルギー管理システム)のノード機器や、無線対応のLEDライトユニットを使い、これらを「ホームゲートウェイ」を通じて遠隔操作します。
設置に複雑な配線工事がいらないため、新築物件だけでなくリフォーム時にも対応できます。
制御できる照明機器は最大200台までとなっているので、かなり凝った演出の照明にも対応できそうですね。
また、コントローラーにはスマホのほか、電磁誘導などを使って電池なしで無線通信できる「EnOcean」という技術を使ったスイッチも使えます。
生活シーンごとに照明を切り替えるのが面倒な場合は、タイムスケジュール機能を使うと
24時間自動制御
で、その時間のシーンに合った照明を行ってくれるので手間がいりません。最大8つまでのタイムスケジュールが組めるので、季節ごとにスケジュールを変えておくなどの使い方もできそうです。
家中の照明の自動コントロールするのに、どれくらいの費用がかかるのかを知りたい方は、同社の製品カタログに参考データが載っています。
リビング・ダイニング、ベッドルーム、子供部屋(キッズルーム)×2部屋の照明をこのシステムで更新した場合、機材一式の価格は116万2400円(税別。工事費、配送費などは含まず)とのことです。
照明に凝ったライフスタイルを追求される方は、検討してみてしいかがでしょうか。