管理人のイエイリです。
建設業界では、国を挙げて働く女性を増やそうと様々な施策を打ち出しています。こうした取り組みに、マンガ界からは「ドホジョ」、日本建設業連合会からは「けんせつ小町」といった愛称を生まれ、注目されています。
「きめ細かい進ちょく管理や、施主や地域住民との柔軟な交渉は女性の方がたけている」と考えた東京・西東京市の地方ゼネコン、菊池建設は画期的な方法で女性技術者の採用活動を行っています。
そのツールとは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
女性技術者を主人公
としたドラマ「テッペンからの景色III〜ゼネジョの流儀〜」なのです。
ストーリーは、菅沼美咲さんが演じる建築学生、西野夏美が菊池建設に入社し、現場の職人さんたちにもまれながら女性技術者としての意義ややりがいを理解し、成長していくというものです。
約12分間にまとめられたストーリーは、映画館で上映されているようなホンモノのドラマです。劇中には主題歌「きっと忘れない」(まじ娘)や挿入歌も流れ、雰囲気を盛り上げます。
もちろん、セリフのある主役や脇役はプロの俳優さんが演じていますが、現場のシーンでは菊池建設の現場で働いている実際の職人さんが演じています。
主人公は、菊池建設のヘルメットや作業服を着て、施工管理の業務を行います。ゼネコンの女性技術者は、現場でどんな仕事をしていいるのかが、ドラマを楽しみながらよくイメージできる作品に仕上がっています。
タイトルにある「テッペン」とは、現場関係者からこそ味わえる建物の屋上から見た景色を意味します。
今回のドラマは、菊池建設が
「かっこいい!建設業界」
をテーマに製作した3本目の作品です。
1本目は「職人、3650日のキセキ」で高校卒業後、建設業界に入って独立の夢を果たす職人の物語、2本目は「未来の街を灯す」は失敗しながらも現場で成長していく新人現場監督と建設業を選んだ妹の生き方をドラマ化しています。
菊池建設では、これらの「テッペンからの景色」シリーズを採用サイトに掲載し、建設業で働くことの魅力を学生に訴えています。
新入社員の獲得を目指したドラマですが、自社の社員や職人さんたちにとっても、大いにモチベーションアップになりそうですね。
なお、このドラマの企画制作は、第2制作(D2P Inc.)が担当しました。