空撮から3Dモデル化まで!日立システムズがドローン用クラウドを開始
2016年9月15日

管理人のイエイリです。

ドローン(無人機)を使って工事現場の空撮や3Dモデル作成、切り土・盛り土の土量計算などを行うためには、様々な“難関”が待ち構えています。

現場の空撮にはドローンを選んで購入し、飛行許可の申請を行う必要があります。その後はカメラを設定してドローンを飛ばし、膨大な写真をパソコンで処理して3Dモデル化する必要もあります。

そこで日立システムズは、「ドローン運用統合管理サービス」を9月13日に開始しました。

手間ひまがかかるこれらの業務を

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

一括して外注できる

 

クラウドシステムなのです。

 

「ドローン運用統合管理サービス」の全体イメージ図(資料:日立システムズ)
「ドローン運用統合管理サービス」の全体イメージ図(資料:日立システムズ)

現在は、現場の要望に応じて習熟したパイロットがドローンによる空撮を代行するほか、ドローン飛行禁止区域では国土交通省への飛行申請を代行するサービスを提供しています。

飛行許可を得るためには使用するドローンが安全基準を満たし、パイロットにも所定の飛行経験時間が求められますが、このサービスを利用すればクリアできます。

これらの写真や動画のデータは、セキュリティーが確保された同社のデータセンターで管理することができます。

今後は2017年4月にクラウド上で3Dモデルを作成する「3次元画像生成機能」を提供するほか、2017年10月にはクラウド上に3Dモデルをもとに

 

構造物の劣化診断

 

サービスも開始するとのことです。

同時に、大量のデータ保管には、低価格のクラウドサービスも提供します。

気になるお値段ですが、ドローンによる空撮は5万m2以上で1回30万円から、40万m2は1回60万円から。撮影データの保管は初期費が5万円、月額費(10ID、100GB)で5万円からとなっています。

ドローンとクラウドを連携することで、専門家によるモデル作成や構造物の診断が手軽に行えるようになりそうですね。

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