管理人のイエイリです。
ノズルから生コンクリートのような材料を吹き出し、数センチずつ層状に積み上げて建物などを造る3Dコンクリートプリンターが、世界各地で開発されています。
オランダのサイビー・コンストラクション(CyBe Construction)は、このほど画期的な3Dコンクリートプリンターを開発しました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
クローラーで現場を走行
する自走式の3Dコンクリートプリンターなのです。
この3Dコンクリートプリンターは「CyBe RC 3Dp」というもので、、6軸の動きをする産業用ロボットにクローラー台車を取り付けた形をしています。
ロボットアームの先に取り付けたノズルから、「サイビー・モルタル」と呼ばれる生コンクリート状の材料を毎秒200mmの平均速度で吹き出しながら構造物を造形します。
造形できる範囲は2750mm、高さは4.5mまでです。作業には2人のオペレーターが必要です。
用途としては打ち込み型枠やマンホールの現場施工などが考えられます。従来の工法に比べると、非常にスピーディーでコストも安くできるとのことです。
造形できる高さをかせぐため、
ジャッキで本体を上昇
させる機能が付いています。
サイビー・コンストラクションは、この3Dコンクリートプリンターの動画をYouTubeに公開しました。近いうちに、現場で活躍する姿も見られそうですね。
YouTubeに公開された動画
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