管理人のイエイリです。
最近、建設会社から発表されるBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やAI(人工知能)、ロボットなどに関連するプレスリリースには、共同開発者として創業間もない「スタートアップ」と呼ばれる企業名が記されていることがよくあります。
それもそのはず、ICT(情報通信技術)などを活用した新技術には、従来の建設会社にはなかった新分野の専門知識やノウハウが必要なことが多いからです。
こうした情勢の中、安藤ハザマは「イノベーションによる成長の実現」を基本方針とする中期経営計画を推進しています。
その一環として、同社のウェブサイトには「その挑戦が未来を変える。共に豊かな未来を創る主人公へ!」という思い切ったキャッチコピーのコーナーが登場しました。
これはスタートアップ企業と安藤ハザマ、Creww(本社:東京都目黒区)がタイアップして新しいビジネスやサービスを共創する「安藤ハザマ アクセラレーター2019」というプログラムのパートナーを募集するものです。
まずは2019年4月15日~4月26日まで、エントリーの募集が行われ、選考を通過したスタートアップ企業には、
ナ、ナ、ナ、ナント、
安藤ハザマのリソース
をふんだんに活用できるチャンスが与えられるのです。(安藤ハザマのプレスリリースはこちら)
例えば、技術開発を行うためには、安藤ハザマが茨城県つくば市に持つ7万平方メートル超の技術研究所の実験施設を利用できるほか、同社が培ってきた340ものR&D(研究開発)案件との連携も行えます。
R&Dの中には、BIMによる施工支援やドローン(無人機)による煙突の外観調査、無人化施工などが含まれています。さらに同社が持つ250件を超える特許技術との連携も可能です。
ビジネスの種を商業ベースに持って行くためのリソースとしては、安藤ハザマの土木、建築、環境などの技術・ノウハウのほか、様々なサービスやソリューションを検証するための実証実験場所として国内外の拠点やグループ会社、3500人の従業員ネットワークなどが提供されます。
また、建設業界でビジネスを成功させるため、安藤ハザマの役員や専門知識を持った幹部が手厚くアドバイスするほか、おカネのない企業には
技術開発への投資
も用意されています。
豊富なアイデアはあるけど、経営資源のないスタートアップ企業にとって、これ以上のチャンスはないと言っても過言ではありませんね。
このチャンスを生かしたいというスタートアップ企業の方は、安藤ハザマのウェブサイトからエントリーしてみてはいかがでしょうか。